環境問題・エコについて考える

続・ethical(エシカル)のススメ

投稿日:2018年4月17日 更新日:

[apss_share]

 

 

ethical(エシカル)って何?

 

オガライフ読者の皆さまは、すでにエシカルの意味はご存知の方が多いと思います。
倫理的な消費活動や、未来を見据えた企業活動や生産活動など、将来の世代のための環境や資源を壊さずに、今の生活をよりよい状態にすること、ですね。

ポイントは、決して今を犠牲にしないこと。
今ここの幸せを存分に楽しみながら、未来へと視野を広げるイメージです。

 

 

★ethical(エシカル)は誰の活動?

今を懸命に生きて幸福実現をする、という点においては話題のデンマーク的文化「ヒュッゲ」に似ています。
デンマークやノルウェー、ドイツなどのエシカル先進国においては、グリーンエネルギーの開発やエシカル商品かどうかがわかるアプリの開発など国や企業が先頭を切ってこれらの問題に取り組んでいます。

また、国連もマイクロプラスチック汚染への取り組みを本腰あげて開始しました。
「プラスチックによる海の汚染をなくそう」と掲げ国連環境計画(UNEP)は6/5の世界環境デーに合わせ、海に流出するプラゴミを減らすキャンペーンを展開。
リサイクルを進めて廃棄するプラスチックを減らすとともに海岸でのプラごみの清掃に取り組みます。

 

分解することないプラスチックは、直径5mm以下のプラスチックゴミ(=マイクロプラスチック)となって海に流れ出てしまいます。
海に流れ出たマイクロプラスチックは、海面を漂い、魚やエビなどの海洋生物の体内へ…当然それらを食物連鎖のトップに君臨している人間が食すことに…

一度海に流れ出てしまうと回収が不可能なため、発生源での使用を減らすことが肝心。
とG7レベルの会談でも結論が出ています。

EU諸国においては、使い捨てのプラ容器の規制を既に義務化。2030年までには全廃
米国でもマイクロビーズの使用を段階的に禁止する。と発表がなされています。
さて…日本は?
企業や自治体ごとの対応に委ねられているに留まります。
…エシカル後進国日本です。

 

 

それでも諦めない!
毎日できるethical(エシカル)活動はある?

 

諦めませんよ、頑張ります。
前回の記事では、

①マイデイリーバックを大きめにする
②安物買いをしない

をご提案しました。
前回の記事はコチラ

 

そして今回は、

③マイ水筒を持つ

皆さんが朝、自宅を出てから再び自宅に戻るまでの間、何を飲んで過ごしていますか?
大多数の方がペットボトルに入った水やお茶なのではないでしょうか?
これをやめて、マイ水筒もしくはマイマグを持参しましょう。

プラごみ削減にもなりますし、好きな飲み物を入れていけます。
温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま、で夜まで楽しめます。

昨今の研究ではペットボトルに含まれる化学物質が水に溶け出しているという実験結果もあります。
微量なので健康被害はないとのことですが、これをどう捉えるかも消費者自身ですね。

 

 

ethical(エシカル)ライフでハッピーな毎日を!

 

今日ご紹介したエシカル活動も

あなたの意識一つで今日からでも すぐに始めることができます

ささやかな事でもやらないよりはやった方がずっと良い。
国の規制を待たずとも自身で立ち上がって活動しましょう!

 

ethical is happy!


この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
  • この記事を書いた人
  • 最新記事
オガライフWriterのe.さんのプロフィール写真

e.さん

小一男子の母。 出産・育児を経て『身体は食べたものからできている』という当たり前のコトに気付く。 食材のもつエネルギー、太陽のもつエネルギーなどを上手に取り入れた昔の人々に感心しながら、実生活で実験中。 免疫力と新陳代謝を高めることを目指し、日々奮闘している。海と風が大好きな40代。 プレスとして20年ライティングに関わってきた経験を活かし、オーガニックライフ、養生ライフなどについて紹介していきます。

-環境問題・エコについて考える
-

Copyright© オガライフ , 2024 All Rights Reserved.