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ファーマーズマーケットはハワイでの旅の楽しみのひとつ
皆さん、Aloha!
日本でもファーマーズマーケットが増えてきていますね。
新鮮な食材を生産者と直接話しながら買えるのが魅力のひとつですが、私がその楽しさを知ったのは、十数年前のハワイ滞在中でした。
私はハワイが大好きで、どんなに短期間でも暮らすように滞在したい。
そのためキッチンが使えるゲストハウスやバケーションレンタルに滞在することが多く、自分で朝食や夜食などを用意することも多々あります。
そんなハワイ滞在中の楽しみのひとつが、ファーマーズマーケットでの買い物なのです。
ハワイ島でもっとも大きく歴史ある、ヒロ・ファーマーズマーケット
かつては税金や販売権利などの問題から、地元食材を積極的に直販していなかったハワイの農家ですが、ハワイアンルネッサンス運動やここ数年のFarm to table人気の高まりを受けて、ハワイの各地で『地産地消』を掲げたファーマーズマーケットが開催されるようになりました。
オアフ島ではKCCで開催されるファーマーズマーケットが有名ですね。
そしてハワイ島にも、1988年から始まり30年の歴史を持つ『ヒロ・ファーマーズマーケット』があります。
特に水曜日と土曜日は、2ブロックにまたがってたくさんの出店があります。
時代とともに変化していくハワイ、ファーマーズマーケットの品揃え
私が始めてヒロ・ファーマーズマーケットを訪れたのは、今から14年~15年前のことでした。
当時に比べると、ここ数年で農産物では「オーガニック」、加工食品では「グルテンフリー」や「ビーガン」というキャッチフレーズが増えてきました。
オーガニックコーヒーとオーガニック生蜂蜜専門のブース。
動物性素材不使用のビーガンクッキー。
このオーガニック食材の加工食品を取り扱うブースでは、流行のジンジャーエードだけでなく様々なものがありました。
ママキはハワイ固有の植物で、その葉をお茶にしたり、ハーブとして利用したりします。
血液の浄化や血圧の改善に効果があるそう。
お土産にも手ごろで喜ばれます。
新鮮なだけでなく、オーガニックで安全なものが安価に手に入るのは、体調を崩しやすい旅行中にはとてもありがたいものです。
私はずっとパパイヤが苦手でしたが、ハワイのファーマーズマーケットでその美味しさを知りました。
オーガニックコーヒーやオーガニック生蜂蜜なども、日本で買うよりもずっと安価に手に入ります。
グルテンフリーの焼き菓子を販売していたこの出店者の女性も、「近頃、ファーマーズマーケットでの売れ筋が変わってきた」と言っています。
「数年前まで、日本人旅行客にはグルテンフリーという言葉はほとんど知られていなかったけれど、今では積極的に買っていく人が増えたわ」とのこと。
彼女が販売する焼き菓子類には、米粉やタピオカ粉、ココナッツパウダーなどを使用しているそうです。
「18年前に日本に留学していたの。日本は大好き。私にとって第二の故郷よ。」
と、日本にいたときの思い出話で盛り上がりました。
出店者との会話を楽しめるのも、ファーマーズマーケットならでは。
その日の食材からランチ、お土産や工芸品も楽しるハワイの観光名所へ!
大規模に開かれる水曜日と土曜日は、カメハメハ・アベニューから見てマモ・ストリートの右手側には主に農産物を中心とした食品類や切花、左側は雑貨やマッサージブースなどが並びます。
翌朝の朝食用の食材や海辺で食べるランチ、友人へのハワイらしいお土産も、この一帯で十分事足りてしまいます。
ハワイのファーマーズマーケットは切花のブースが多いのも特徴。ホテルの部屋に飾るのもお薦めです。
たくさんの農産物が所狭しと。
日系移民の多いヒロでは、大根やゼンマイの販売も一般的です。
住所:Mamo StreetとKamehameha Avenueの交差点
時間:水曜日と土曜日は6:00~16:00
それ以外は7:00~16:00
値段交渉などもしながら、ぜひ地元の方々との交流も楽しんでみてくださいね!