国民一人が排出するプラスチック容器包装の排出量、「日本は第2位」
2018年、世界的にプラスチック製品に対する取り組みを改める方針が打ち出されました。G7によって採択された”海洋プラスチック憲章”
この憲章は「プラスチック製品の再生利用率を上げ、再利用・リサイクル率を2040年までに100%にしよう!」というものです。
ちなみに日本は海洋プラスチック憲章に署名をしませんでした。
排他的経済水域ランキング第8位の日本です。(国土面積は61位ですが!)
広大な海にアクセスでき、国土が海に囲まれている地に住まうものとして、この現状に無関心でいるわけにはいきません。
プラスチックを排出することの何がいけないの?
プラスチックによる海洋汚染が世界的に問題となっています。
表層で出てきた事実は、深層ではさらに深刻化していそうで、怖いですよね。
プラスチックは簡単には分解されません、海を漂います。国境を越えます。
ウミガメやクジラの亡骸から、多量のプラスチックが見つかっています。
また、プラスチックを太陽の下、外に長~く放置しておくとどうなるでしょうか?
高温と紫外線でジワジワと分解され、漂流中に段々と細かくなり、回収することができないほど微細なプラスチックに!このとてつもなく小さなプラスチックは“マイクロプラスチック”と言われています。
海の生き物だけではなく、人間を含め陸上生物の体内にも入ることでしょう。
既に東京湾で釣ったカタクチイワシの8割近くの内臓からマイクロプラスチックが検出されています。
プラスチック自体は悪ではない、と個人的には思うのです。
今までも、そして現在もプラスチック製品には大変お世話になっています。
ただ、自分のリテラシーが足りず、プラスチックとの付き合い方、利活用の仕方を考えない、ということが問題ではないか。
そして、その末路を、海の生物と、その胃袋から見つかったゴミが示しているようにさえ思えるのです。
環境を汚さないための行動とは?
既存の3R(リデュース、リユース、リサクル)にもう一声!リフューズが加わり4Rというアクションが推進されています。
・4R
リフューズ(Refuse)・・・レジ袋、いりませんよ!
リデュース(Reduce)・・・ゴミ、減らします!
リユース(Reuse)・・・繰り返して使う!
リサイクル(Recycle) ・・・分別したら資源になる!
・海辺でゴミを見たら
回収困難な細かなマイクロプラスチック。
無意識な廃棄をしない事に加え、海辺でゴミを拾うことは、マイクロプラスチックになる前に回収することができる、誰にでもできる対策です。
海に関する話題はたくさんあります。
・プラスチック以外にも、廃棄されている物はたくさんある
・生態系(サンゴ礁や絶滅危惧種)
・気候変動
・水揚げ量の減少
・乱獲
・政治的問題(施設の建設、水域・領土など)
など。
プラスチックは無数ある問題の一つ。
そしてこれらは同じ海で起き、関連しあっていることです。
問題の先にあるモノは共通している気がしませんか?
そう!
”未来永劫、美味しいお魚を酒と共に楽しみたい”
なんか、すみません。。。
私も何かできることを…!
欲しいチャーミングな水筒があります!クリーンカンティーンです!
地球に優しいストーリーを持った製品。何と言ってもデザインが気に入りました!
今はペットボトルを使っています。私の住んでいる長野県は水道水のレベルがかなり高い!(と思っています。)
水を入れているので洗って何回か使ってから捨てています。月末の給料日が楽しみです♪
もう一つは、今使用中のシャンプーが無くなり次第、シャンプーバーにトライします!
石鹸のように固形になっているので、プラスチックボトル・パッケージを必要としません。
友人曰く、使用後に水を切れば、長く使えて経済的だし香りも色々あっておすすめ。
お風呂上がりに部屋において乾燥させると部屋がいい匂いになるのだそうです。
気候変動は待ったナシ。調べれば調べるほど、切羽詰まります。
そんな中、熱い想いの企業理念や素敵なストーリーがたくさんつまった製品に出会うとなんだか使う側も、前向きで、ワクワクした気持ちになります!
“楽しく創造的に行こうじゃないか〜!”
商品をつくりあげてきた人々が言っている気がします。