感染症対策、どうしていますか?
皆さん、Aloha!オガライフライターのMasaeです。
昨年はインフルエンザが例年より早く流行し始めましたね。また、昨年末から、新型コロナウイルスの感染が話題になっています。気温が低く、また乾燥しがちな冬場は、様々な感染症のリスクが大きくなります。感染症対策にマスクを着用する方も増えています。また、手洗いとうがいの励行などが予防に効果的と言われています。私はこれに加えて、自分の免疫を活性化させることも大事だと考えています。
免疫活性化には腸活が有効
10数年ほど前から、腸の健康がクローズアップされているのは皆さんご存知の通りですね。腸は長らく『人体の暗黒大陸』と呼ばれ、検査が難しい臓器でした。しかし、検査機器の発達により、そのメカニズムや役割が解明され、今では、腸は食物を通過させて排泄するためだけの管ではなく、健康状態を大きく左右することが分かってきました。そして、免疫を活性化するためには、腸内環境を整えることが大事だと言われています。
菌は生きて腸に届かない?!
腸内環境は食べるものに大きく左右されますが、その環境を作り出す腸内細菌叢は自分ではなかなか知ることができませんので、私は個人で利用できる調査キットで定期的にチェックしています。数年前までは、『生きて腸に届く』という謳い文句のビフィズス菌などを含んだヨーグルトなどが人気でしたが、最近の研究では、元々持っていなかった菌を定着させることは難しいと言われています。では、腸内環境の効果的な整え方は、どのようなものなのでしょうか?それは、元々持っている菌が十分働けるように、菌の餌を摂ることだそうです。
腸内細菌と短鎖脂肪酸
腸内細菌を活性化する餌として第一に挙げられるのが、食物繊維やオリゴ糖です。食物繊維やオリゴ糖は小腸で吸収されにくいため、大腸に届きやすいという特徴があります。これらの腸内細菌の餌になるものを、『プレバイオティクス』と呼びます。消化されにくいプレバイオティクスが大腸に届き、それを腸内細菌が発酵することにより短鎖脂肪酸が生成されます。そうすると、腸内を悪玉菌が生息しにくい弱酸性に整えてくれるのです。これが、プレバイオティクスが腸内環境を整えるメカニズムです。また、短鎖脂肪酸の中でも、特に酪酸は腸上皮細胞の最も重要なエネルギー源であり、抗炎症作用など優れた生理効果を発揮します。
プレバイオティクス、私の摂り方
腸内環境を整えると、様々な利点があります。次の記事では、私が行っている方法などもご紹介したいと思います。