こだわりのオーガニックライフスタイル

ミニマリストからオプティマイザーへ!ライフスタイルの変化をご紹介!~中編~

投稿日:2020年4月4日 更新日:

オプティマイザーとは、暮らしを最適化している人のこと

ライフスタイルとしての「オプティマイザー」は辞書に乗っていないので、最初に定義を明確にしておきましょう。ここでは、オプティマイザーとは、自分のライフスタイルに適した物を、適切な数量だけ持っている人のことです。英語の「optimize」は最適化するという意味の動詞なので、名詞「optimizer」は最適化といった意味ですね。本来はIT用語で、より良い状態に適応するプログラミングの一要素です。さて、前編でお伝えしたミニマリストは、自分にとって必要な物のみを所有している人のことでした。オプティマイザーとは具体的に何が違うのでしょうか?私がオプティマイザーになった経緯も、体験談としてご紹介していきます。

 

オプティマイザーは楽!ミニマリストは思考の罠にハマりがち…

オプティマイザーは生活を向上させるため、常にアップデートしています。(あったらいいな!)と思う物は何の制限もなく購入するので、生活に不便さはさほど感じません。今の生活に最適な物は取り入れて、不要な物は手放す、ただその繰り返しです。ミニマリストも生活の向上を目的としていますが、少々不便さを感じることもあります。不便さの正体は、思考です。ミニマリストは物を増やさないためにはどうすればいいのだろう?今ある物で代用することはできないだろうか?と、購入する前によく考えなくてはなりません。

物をなるべく排除しようとするのは、ミニマリストの性。けっきょく物を購入したときには(あの悩んだ時間は何だったんだろう…)と思うことがよくありました。余計なことを排除できるのがミニマリストの特長です。それなのに余計な、しかも悩みのタネとなる思考も生み出してしまうのは、なんだか矛盾していますね。

 

私がなぜオプティマイザーになったのか?きっかけは家族構成の変化

ミニマリストだった私ですが、2つのステップを踏んでオプティマイザーになっていきました。

1つ目のステップは持ち物が多い夫と結婚したとき。ミニマリストだった頃もそうでしたが、夫婦であっても他人の持ち物に関しては口出ししません。すると、見事に所有物が増える増える…(笑)物が少ない空間で数年間暮らしていた私は、物が多いだけで目が回りそうでした。しかし主人が言うには、「うちは物が少なすぎる!」とのこと。同じ量の物を見ているはずなのに…。不思議ですね。

2つ目のステップは子どもができたときです。物が増えるのが嫌だったのですが、子どもの服やら哺乳瓶やら、多くの物を購入していきます。多少の息苦しさは感じていましたが、衣食住で必要な物なら増えてもいいとの考え方にシフトしつつありました。しかし子どもが生後間もないとき、どうしても買いたくなかったのが、電気ポットです。ヤカンがあるから不要、とかたくなに購入を拒否していました。でも他の赤ちゃんよりミルクの回数が多い息子。お湯を常備しておけたらどんなに楽なのだろう、と思い、電気ポットを思い切って購入してみることに…。買ったあとの感想は“電気ポット、便利すぎる!”です(笑)
よく考えたら、家族が増えたのなら物が増えるのは当たり前なんですよね。家族構成が変われば、そのときの家族にとって最適な物が変わることに気がつきました。

 

オプティマイザーになって、生活をより楽に・豊かに!

常に今の生活が最適なのかを考え、必要な物を積極的に取り入れるのがオプティマイザーです。ミニマリストも根本的な考え方は同じです。しかし、後者は“いかにして物を少なくするか?”という思考が前提にありました。オプティマイザーをライフスタイルとして落とし込んでいる人は、現状なかなかいません。ミニマリストはgoo辞書に登録されていますが、オプティマイザーはIT用語としての意味しか登録されていないことからも、認知度はそんなに高くないことがうかがえます。

今の生活は自分にとって最適なのか?所有物は、自分にとって最適な数量なのか?ぜひこれらを自分に問いかけてみてくださいね。最適な生活は、あなたの頭の中をきっと楽にしてくれますよ!後編では、ミニマリストからオプティマイザーになった私の心境の変化に焦点を当てて、ライフスタイルの変化をご紹介します!


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オガライフWriterの沼 咲香さんのプロフィール写真

沼 咲香さん

都心のオフィスビルで毎日働いていたころに体調を崩し、オーガニックないろいろを取り入れ始めた結果、復調。 良い匂いが好きなのに、強めの香料が苦手。体が硬いのに、ヨガが好き。矛盾しているけれど、生活にうまく取り入れられるよう努力中! 編集・校正・ライターの経験を生かして、オーガニックライフなどについてたくさん発信していきます。

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