目次
夏のお弁当には対策が必要!
夏にお弁当を持ち歩くなら、中身が傷まないように、対策が必要です。日本の夏は高温多湿。炎天下の中に持ち出すだけで食材が傷み、食中毒を引き起こす可能性があります。そこでオススメしたいのが菌への対策です。菌の対策をすれば食材が傷みにくくなりますので、食中毒のリスクを軽減できますよ。今回はお弁当の菌対策や、食材を傷みにくくするグッズをご紹介します。
7回の菌対策で夏のお弁当を守る!
お弁当箱を洗うところから食べる直前まで、菌の対策は7回できます。
1. お弁当箱・調理器具をしっかり洗い、消毒する
2. 食材もしっかり洗う
3. 水分はキッチンペーパーで拭き取る
4. なるべく加熱調理にする
5. 冷ましてから詰める
6. 素手で食材を触らないようにする
7. レンジがあれば、食べる直前に加熱する
どんなに清潔な環境に整えていても、人間は菌と一緒に暮らさなくてはなりません。しかし夏の気候は、菌を必要以上に元気にするでしょう。過剰な菌はお弁当の中身を傷ませる原因になり得るのです。菌を取り除く、少なくする、増やさないようにする。菌を0にはできませんが、おさえることを意識してみてくださいね。
夏のお弁当対策には傷みにくいグッズを活用する
菌への対策を楽にするために、グッズを活用するのがオススメです。今回ご紹介する商品は、購入さえしてしまえば手間なく使えるものばかりですよ。
除菌グッズ
わが家のお弁当対策では、除菌作業に力を入れています!
わが家の愛用品です。向かって左側は、漂白剤。主にお弁当箱や調理器具を除菌しています。向かって右側はアルコールスプレーです。作業スペースや冷蔵庫などを拭くのに用いています。私は除菌作業が大好きでして…これら漂白剤とアルコールスプレーを余すことなく使っています。
しかし除菌が大好きな私を含め『食材にスプレーをかけるのは気になる…』と考える人は多いはず。そんなときに便利なのが、画像中央の「フードキーパー」です!こちらの商品は「食品に直接かけて使う」と表記されているアルコールスプレーです。食材の他にも、お弁当箱や調理器具に使用可能。1本持っておくだけで幅広い使い方ができますよ。ただし他の商品と比べると、お値段が高めです。そのためわが家では、フードキーパーは食材のみに使っています。
オスバンS
アルコールスプレーが品薄のときは、こちらの商品を愛用していました!今でも水で薄めたスプレーを常備していて、ゴミ箱やシンクなどに吹き掛けています。
バラン・カップ
おかず同士が触れ合わないようにしましょう。バランやカップなどのアイテムを使うと、衛生的に仕切れます。葉物野菜で仕切るのは、残念ながら夏のお弁当対策には不向き。仕切りとして使った野菜から水分が発生し、それが他の食材に触れてしまうのです。移った水分は、おかずを傷ませてしまう原因になり得ます。
保冷剤
お弁当と保冷剤は、セットにで持ち歩きましょう。また食事の時間まで冷蔵庫で保管できない場合は、保冷剤を多めにするとよいですよ。保冷剤には水滴がつくので、手ぬぐいで巻くのがオススメ。厚手のタオルだと、保冷剤の冷気が弱まってしまいます。夏の間は、保冷剤と一体型のお弁当箱を使うのも手です。
おにぎりはラップで作る
おにぎりはラップで包んで、菌の繁殖を防ぎます。手のひらには菌がたくさん付いているため、作るときも素手では握らないようにしましょう。お子さんのためにお弁当を作るのなら、キャラクターが描かれているラップを使ってみてください。ラップにご飯の乗せて、包むだけです。手間がかかりませんし、なによりお子さんが喜ぶお弁当になるでしょう。
菌対策で夏のお弁当を美味しくいだだこう!
夏のお弁当は、菌対策が重要な点です。菌の増殖を少しでもおさえることで、食中毒のリスクが軽減されます。お弁当箱を洗うときや食材を詰めるときなど、作業の合間ごとに、菌を増やさないための対策を実践してみてくださいね。
オガライフライター 沼 咲香さん のプロフィール