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身体の冷えを感じる?アーユルヴェーダアドバイザーが伝える寒さに負けない7つの習慣

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身体が冷えるメカニズム

11月頃から段々と寒くなりますが、今は温かい季節でも、常に身体が冷えている人も少なくありません。私たちは寒さを感じると、ぶるぶる震えたり身体を摩ったりしますが、その時私たちの身体では、どのようなことが起こっているのでしょうか。まず初めに、冷えのメカニズムを紹介します。

■私たち人間に備わる大切な機能
私たち人間は、気温が変化しても一定の体温に保とうとする「恒温動物」です。暑かったり、寒かったり、気温は季節や場所により変化しますが、私たち恒温動物は、どのような状況でも体温を一定に保つことができます。(対語は変温動物と言います)

■「寒い!」という感覚が脳へと伝わり、指令を出してくれる
11月頃から段々と寒くなってきて、1、2月は身体がぶるぶると震えてしまうほど寒いですよね。ちなみにこの、ぶるぶるとする感覚は、筋肉を震わせて体温を上げようとする反応です。

身体が感じた「寒い」という感覚は、そのまま脳へ伝わります。そして、視床下部に伝わり、体温を一定に保つよう指令が出されるのです。すると血管を縮めて血液をあまり流さないようにすることで、皮膚表面の温度を低く保ち、体内の熱を外に逃がしにくくします。また、寒いと自然にからだがふるえますが、これは筋肉をふるわせて体温を上げようと反応するのです。

 

アーユルヴェーダから見た冷えについて

アーユルヴェーダは世界三大医学の一つである伝統医学です。そして、ヴァータ、ピッタ、カパの3つを表す、ドーシャが存在します。これは、それぞれの性質を表すもの。ここからは、アーユルヴェーダの教えから見た冷えについて解説していきます。

■冬はヴァータが高まる季節
寒さを感じる中秋〜冬は、ヴァータが高まる季節。乾燥や冷えが気になりますよね。ヴァータには、「乾・冷」の性質があります。ヴァータの影響を受ける時期に、冷たいものや乾燥しているものを食べたりすると、心身にも影響があります。ヴァータがもたらす、身体への影響と心への影響を見ていきましょう。

・ヴァータがもたらす身体への影響
肌が乾燥しやすくカサカサしやすい・身体が冷えやすい・疲れやすい

・ヴァータがもたらす心への影響
ソワソワしやすい・不安になりやすい・気分が変わりやすい

■ヴァータの異常を整えるためのポイント
ヴァータの性質が高まる時期は、ヴァータの性質を鎮静させることが大切です。そのためには、①ヴァータの性質を控える②ヴァータと反対のものを取る③バランス良い生活を心がけることがオススメです。次の章では、日常で活かせるアーユルヴェーダ流の冷え対策を紹介します。

 

アーユルヴェーダ流の冷え対策!日常に取り入れたい7つの習慣

ここからは、アーユルヴェーダ流の冷え対策をお伝えします。7つの習慣を取り入れ、冷え知らずの身体を目指しましょう。

①睡眠をたっぷり取る

人生の1/3を占めると言われる睡眠。脳が身体を支配しているため、質の良い睡眠を取ることは、健康維持のためにもとても大切なことです。1日7〜8時間くらい眠るのが理想的ですが、ゴールデンタイムと言われる、22時〜深夜2時はしっかり睡眠を取れるよう、心がけましょう。

②生姜を取り入れる

生姜に含まれるショウガオール。ショウガオールは、生姜の辛味成分で、発汗を促進効果が期待でき、身体を温め、冷えの改善につながりやすいです。

③湯船に浸かる

1日の終わりは、湯船に浸かってリラックスすることがオススメです。硬直していた筋肉がじんわりほぐれて、身体を芯から温めてくれます。

④白湯を飲む

アーユルヴェーダで白湯は、「世界最古の健康法」と呼ばれています。朝、コップ一杯の白湯を飲むことで、内臓が温まり、代謝アップ効果が期待できます。

⑤セルフアビアンガを行う

アビアンガとは、オイルを使って行うトリートメントのこと。冷えている箇所は、筋肉が硬直しているため、血液の巡りが滞りやすいです。硬くなっている筋肉をほぐして、血の巡りがスムーズになるよう、ケアすることがオススメです。

⑥適度な運動を行う

重力の関係で、血液やリンパ液は下に滞りやすくなっています。適度な運動で筋肉を動かして、滞った血液の巡りを促進させましょう。

⑦3つの「首」を冷やさないようにする

首、手首、足首を冷やさないように、寒い時期はマフラーや手袋で温めましょう。関節部分は巡り滞りやすいため、血液の流れが末端まで行き届かないこともありますが、ストレッチをしたり、温めたりすることで、循環がスムーズになります。

 

アーユルヴェーダアドバイザーから皆さまへのメッセージ

女性は、男性に比べ筋肉の量も少ないため、身体が冷えやすいです。身体が冷えると、心も硬くなってしまいます。まずは、白湯を飲んだり、湯船に浸かるなどで、常に身体を温めることを習慣化してみましょう!身体が温まっていると、自然と心のコリもほぐれ、いつどんなときも穏やかな状態でいられると思います。日常に取り入れたい7つの習慣、できるところから是非行ってみてください。いつもあなたの心と身体が穏やかな状態でいられますように…。

オガライフライター 伊藤 利枝さん のプロフィール


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伊藤 利枝 さん

大手リラクゼーションサロンで約10年勤めた後、個人サロンを開業。「言葉に携わるお仕事がしたい」と思い、2020年からライター業を始め、現在は文章を書くお仕事も兼任。不定期で、自身で企画したオリジナルイベントである「セラピーコンサート」や癒しに関するイベントを開催。オガライフを通して“日常に癒しを”感じられるご提案ができたら嬉しいです!

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