自分らしい穏やかな日々のためにできる習慣・瞑想を始めてみませんか?
私たちの思考は常にせわしなく動き続ける性質を持っています。仕事や家事などをおこなうときだけでなく、眠る直前まであれこれと思いを巡らせていることも少なくありません。特に現在は新型コロナウィルスの問題により多くのストレスを抱えています。過剰に心も思考も休まらない日々が続くと心身は疲弊し、体調不良やうつ症状などの問題も起きかねません。そこでおすすめしたいのが瞑想です。
ヨガのポーズは瞑想の準備?
瞑想はあちらこちらに動き回っている思考を1点に定めることで集中状態を作り出し、その集中状態が極まることで起こります。「1つの対象物に意識を置き、そこから意識が離れたら、また同じ対象物に意識を置き直すことを繰り返す」というとてもシンプルな練習を繰り返し、習慣化することで多くの効果が期待できます。また、瞑想をおこなう際には背骨が心地よく伸びた正しい姿勢を保つことが重要です。【心身一如】の言葉が示すとおり、心と身体は一体です。姿勢を安定させることで心が安定しやすくなります。ヨガでおこなう様々なポーズは、身体の安定感や正しい姿勢を身につけることで次第に心が安定し穏やかさが育まれるとともに、瞑想をおこなう準備をしているのです。
瞑想の効果とは?
- 集中力が身に付く。
- 正しい姿勢を保つことで心身の安定感が増す。
- 座り続けることで忍耐力や意志力が育まれる。
- 次第に呼吸が落ち着いてくるため、自律神経のバランスが整いやすい。
- 呼吸の落ち着きにより、リラックスや幸福感が訪れやすくなる。
- 余分な考えごとを手放すことができ、ストレス解消に導かれる。
- 自分自身の思考の傾向性に気づきやすくなるため、ネガティブ思考や歪んだ物事の見方が手放しやすくなる。
- 客観的な思考が育ち、イライラや怒り、悲しみなどの感情に巻き込まれにくくなる。
- 自分自身のありのままを受け入れることができるようになり、自己肯定感が育まれる。
- 他者のありのままを受け入れることができるようになり、共感力や思いやりが育まれる。
身体だけではない!『心を整えるヨガ=瞑想』で育む穏やかな暮らし
ここまでお読みいただいて瞑想に興味を持っていただけましたでしょうか?瞑想は毎日、少しずつ続けることで上記のような効果を実感しやすくなります。私自身も日々の瞑想により、多くの恩恵をいただいています。早速始めてみたいと思われた方は、前回記事『ヨガインストラクターが解説!ストレス解消・リラックスに!椅子でできるやさしい瞑想法とは』にて、暮らしのほんのひとときに取り入れることのできるやさしい瞑想をご紹介しています。ぜひお試しください。次回は瞑想をおこなうために大切な姿勢のポイントについてご紹介します。新しい暮らしの習慣・瞑想を通じて心穏やかな日々がありますように…