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記録的猛暑と言われる2018年の夏
皆さん、Aloha!オガライフライターのMasaeです。
今年は記録的な猛暑と言われています。西日本では集中豪雨からの猛暑続きで、
被災されたされた方や現地で作業に携わる方々の疲労の色が濃くなってきているようです。一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
今年は日本でだけではなく、世界的に猛暑の夏となっているようです。
世界気象機関(WMO)は7月17日になんと北極圏ノルウェー北部で7月としては史上最高の33.5度を記録し、
翌18日には北極圏の別の場所で夜間の最低気温が25.2度と、日本の熱帯夜に相当する温度を観測したと発表しました。
これにはびっくりです。
暑いのに冷え性?見過ごされがちな冷房病の怖さ
私は20代半ばに『冷房病』を経験したことがあります。
大学卒業後に勤めた企業で配属された部署には男性3人、そして女性は私ひとり。
夏のオフィスのエアコンは常に低い温度に設定され、自律神経の乱れから冷えや不眠、頭痛などに苦しみました。
電車やデパートなど、夏はどこに行っても冷房がガンガンに効いていますので、出かけるときは羽織物が手放せませんでした。
その経験から、盛夏であっても冷房に頼らない生活を、今も心がけています。
エアコンに頼らずに夏を快適に過ごすための対策方法5つ
とは言え、暑さで怖いのは熱中症になることです。
今年は様々なメディアが熱中症対策を報じています。
もちろん幼い子供や高齢者など、自力での体温調節が難しい場合は、適切にエアコンを使うことが必要です。
しかし、最近増えている『冷え性』の解消方法のひとつに、生後3歳までにある程度は暑さ寒さに晒すことも上げられていますので、元気な時はエアコンに頼らない生活を実践するのも大切ですね。
エアコンに頼らない暑さ対策として、私が実践しているものはこのようなものです。
ハッカ油を活用する
北海道北見産の和種薄荷を使用した、ハッカ油を愛用しています。
主成分のメントールが皮膚の涼しさを感じるレセプターを刺激するため、脳が実際の温度よりも『冷たい』と認識してくれます。
また、メントールの香りを嗅ぐだけで、体感温度を4度下げるという実証実験もあるようです。
食品としても使え、皮膚に直接スプレーすることもできます(要パッチテスト)。
こめかみや首筋に塗るとすっきりしますし、お風呂に数滴垂らせば、お風呂上りに清涼感を得られます。
虫除けにもなるため、アトマイザーに入れて常に携帯しています。
首の周りを冷やす
首には大きい血管、そしてリンパ管が皮膚のすぐ下を通っているため、冷やすことにより体温を下げることができます。
冷やし過ぎは頭痛を引き起こすこともあるため、私は冷やし過ぎない気化熱を利用するタイプの冷却タオルを愛用しています。
寝るときは冷却ジェル枕を利用
冷凍庫で凍らせて繰り返し使える冷却ジェル枕で、就寝時は頭部を冷やします。
冷却ジェル枕は数時間でぬるくなるため、冷やし過ぎの心配はありません。
心配な場合はタオル等を巻いて適温にしましょう。
酸味のあるものを食べる
夏は自律神経も乱れがちで、消化力が落ちます。
消化力が落ちているときに、スタミナをつけるためにと言ってウナギや肉類を食べても、吸収できずに逆効果となります。
夏バテを自覚している時は、梅干やレモンなどの酸味の利いたものを食べて、クエン酸で消化を促進しましょう。
クエン酸は疲労回復効果も期待できます。
適度な筋肉をつける
なぜ暑さ対策に筋肉が必要かと言うと、筋肉は人体の貯水池とも言われ、水分を保つ働きがあるためです。
同じ年齢、身長、体重の人でも、筋肉量の多い人の方が熱中症になりにくいと言われています。
一番大切なのは、暑さに負けない体作り
もちろん暑さ対策を万全にしておくことも大切ですが、私は一番大切なのは『暑さに負けない体作り』だと思います。
それは、汗をかける体を作ること。
汗は見た目や臭いなどの印象から、かくことを避ける人が多くなっていますが、これこそが天然のクーラーです。
体温調節のためにエクリン腺からかく汗は、ほとんど無味無臭です。
エクリン腺は、定期的に汗をかくことで鍛えることができます。
水分をしっかり取り、体を温める食材をとり、帰宅時はひとつ手前の駅で降りてウォーキング。
そして帰宅後すぐにシャワーを浴びてさっぱりするなど、日常生活の中でエクリン腺を鍛えてみてはいかがでしょうか。
適切に暑さに対処して、夏を楽しみましょう
『今日も暑いですね』が挨拶になるこの時期ですが、危険なほど暑い時期はほんの数週間です。
普段から暑さに負けない体作りをして、短い夏を楽しみましょう。