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理想のクローゼットのイメージは?クローゼットはパンパンなのに着る服が無い?!
衣替えのタイミングが洋服整理のチャンス!過ごしやすい気候になりました。衣替えの時期は洋服の整理の絶好のタイミングです。今回は、洋服の整理の仕方、上手な収納の方法について書いてみたいと思います。一見矛盾するようなこの事態…意外とよく耳にします。たくさん服を持っているにも関わらず、着る服が無くて毎朝コーデに悩んでしまうのです。どうしてこのようなことが起きてしまうのでしょうか。最近では、プチプラで買える服が増えています。ファストファッションの流行を追った素敵なデザインの安価な服が、手軽に買える時代になっています。気持ちのおもむくまま、洋服を購入していると洋服はすぐに増えてしまいますよね。
気がついたら、似たようなアイテムばかり買ってしまったり、買ったのに着用することもなく終わってしまったりすることもあるのではないでしょうか。ファッションやお買い物も本来は楽しいものです。沢山洋服があるのに、使いこなせない、着る服がない…という状況にならない為にはどうしたらよいのか?賢く洋服を持って、私らしいおしゃれを心底楽しめるコツはないものでしょうか??
理想のクローゼットを作る鍵は整理収納術!
ファッションは自己表現でもありますが、自分が穏やかに自分らしくいられる心地よさにもつながってくるもの。洋服は、自分さえよければいいという訳でもなく、TPOにあわせた周囲の方への配慮も必要なアイテムでもあります。「最低限の節度は持ちつつも、根本には自分の好き!を大事にしていく」のが大切になってきます。そのためには、自分の洋服を冷静にいるのか、いらないのかを判断していく必要があります。
いつも流行最先端!という方もいれば、ほどほど流行を取り入れつつ、定番アイテムで着こなしをしていきたいという方、あまりファッションには労力をかけたくない、買い物が好きではないという方まで、ファッションにかける情熱はさまざまだと思います。どんなふうに洋服の整理し、使いやすいクローゼットにするためにはどうしたらよいのでしょうか。ファッションへの情熱、流行感度、好きなテイストはさまざまであっても、どんな人にも共通する理想のクローゼットはどんなものかを考えると分かってきます。
●理想のクローゼットって?
☑クローゼットにかかっている洋服はすべて「今」の自分の好みのものである。
☑生活シーンにも対応できてTPO(フォーマルウェアも含む)に合わせて着ていく服がある。
☑かかっている洋服を着ることが心地よさにつながっている。
☑服は全てすぐに着られる状態に管理されている良好な状態である。
いかがでしょうか。上にあげた理想のクローゼット像は、洋服整理を考える際に作り上げていただきたいクローゼットの中身・内容です。
過去でも未来でもなく「今」の私を一番に考えた洋服選びが大切。だって、皆さま「今」を生きていますよね。今の自分の年齢や体形、雰囲気に合っていることはもちろんですが、「今」の自分の心にも寄り添った洋服を選び取ることを第一に考えてみてはいかがでしょうか。
理想のクローゼットを作るために!洋服整理の仕方とは?
衣替えの際、そのシーズン着用予定の服をすべて出し、一枚一枚手に取り、要不要を判断していきます。高かったから、この服を着ていた時の自分が好きだった(今は着ない)、痩せたらまた着たい(着用せず2~3年経過している)、あまりまだ着ていない、などは、手放すことを妨げる原因となっています。本当に好きだから取っておきたいのか冷静に考えましょう。買ったときの値段がちらついている、過去の思い出に縛られている、買ったけれど合わなくてあまり着なかったなど、自分の心を冷静に判断できるようになれば、不要な服を手放せるようになり、本当に好きな服だけがクローゼットに残ります。
どうしても迷ってしまう服は、今すぐ着てみるのも手です。実際に来てみて違和感があったら手放し時です。手放そうか迷う服を着て、ばったりとどこかでお友達に会ってしまっても恥ずかしくない服かしら?と想像するのも判断の良い方法かもしれません。すごく好きな服なのに、コーディネートが難しいなら、ワンパターンコーデでも良いと思います。たくさん着まわせることよりも、今の気分で着こなせる私らしい服を残していき、足りない服は買い足していきます。時代は変わります。あなたの生活も、自分の好みも流行も微妙に変化していくものです。
流行は巡るといわれます。同じような流行が巡ってきたとき、あれを取っておけば良かったな~と思って後悔することはありません。微妙なデザイン・素材・型紙は必ず変わっているものです。
●収納の工夫について
収納は使いやすさを重視するのが一番大切です。詰め込むことが収納ではありません。もし、お忙しくて、洋服を畳むのが面倒ならば、洗濯をしてハンガーにかけたまま、いっそ畳まない収納にしてしまう方がストレスから解放されます。しかし、畳む収納の利点も見逃せません。それは、同じ空間でもたくさんの洋服を収納できるということ。ですから、少ないスペースにたくさんの洋服を収納したいと思うなら、畳む収納を利用しない手はありません。収納の仕方は一つではありません。便利さ・不便さを秤にかけて、ご自分のライフスタイルにあった収納スタイルを見つけていきましょう!
整理収納アドバイザーから最後に一言
「今」に軸を置いた洋服整理をして、クローゼットにもしっかりと「時の風」を通しましょう。そして、私らしいおしゃれを楽しむ為の洋服整理をぜひこの衣替えの時期から始めてみませんか。