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手前味噌ですがに憧れて!オーガニック味噌作りのプロジェクトに挑戦!
日本人の食卓に欠かせない調味料、味噌。普段何気なく口にしているこの調味料、皆さんは買っていますか?それとも作っていますか?買うとなると納得出来る質の物は値段が張る。そして持って帰るとなると重い!かと言って作るといっても、どうやって?手間がかからない?失敗しない?と、気にはなってはいたもののなかなか手を付けられなかった味噌作り。今回、畑仲間からのお誘いをいただい、今年は手作り味噌を作れることになったのです!
畑作りから着工する手作りオーガニック味噌作り!題して大豆プロジェクト!
実はこの味噌作り、ストーリーは1年がかり。味噌の材料となる大豆。畑の持ち主である友人が畑を耕し大豆を育てるところから始まった、その名も「大豆プロジェクト」の総まとめとしての味噌作りとなりました。
国産大豆の平成27年度日本の自給率をご存知でしょうか?
なんと、7%なんです。驚きました…70%じゃなくて7%なの!?と。ちなみに輸入している国、第1位はアメリカ。2位ブラジル。3位カナダとなります。私たちが普段口にしている大豆製品のほとんどが輸入大豆で製造されているという現状です。
じゃあその輸入大豆、作った土壌はどうなの?遺伝子は組み替えられていないってほんと?など大豆に対する普段案じている不安を一掃すべく!草を刈り、畑を整備するところから始まった友人の畑での自然農での大豆プロジェクト。畑に集まるみんなが大豆への愛を感じながらこのプロジェクトに取り組みました。
育てた大豆は「緑大豆」「黄色大豆」「黒大豆」「津久井在来」の合計4種類。不自然に人間の都合で形や収量の良さを求めた品種ではなく、昔からあるものを残していきたいという気持ちの元、在来種、固定種を選び育てました。
大豆プロジェクトに携わる過程で思ったのが、「大豆=枝豆?!」
☆野口種苗研究所による伝統野菜や固定種の種のオンラインショップ
noguchiseed.com/hanbai/
皆さんも知るところでしょうが、大豆というのは若い物をビールのおつまみとして食べますね。
そう、大豆の若い物は「枝豆」と言い夏頃に収穫しいただいているのです。
昨年の春夏は暑さもありなかなか雨に恵まれませんでした。発芽するかな…?収穫は出来るかな…?
と無事に収穫して味噌まで出来るか不安になるときもありました。
発芽まで日数がかかり少し心配もしましたが、無事に目が出てかわいいお花が咲いたときには、夏休みの課題が終わったときのような喜びがこみあげてきました。やったー!
そしてしばらくの間は成長をひたすら待つ日々…。
大豆ちゃん元気に育っているかなぁ、と思いをはせ、やれ柿が採れるぞ、やれ竹ハウス作るぞと皆で畑に集まっていました。
手作り味噌の収穫、それはまさにミッション・イン・ダイズ?!
いよいよ収穫しましょう、となったのは昨年の12月。緑大豆、黄色大豆、津久井在来の3種類。黒大豆は虫にやられてしまい全滅でした。残念!他の大豆も今回は実付きが凄く悪かった…。出来る年もあれば、出来ない年もある、それが自然というもの。大人も子供も手に鎌を持ち採っては運び、採っては運びの繰り返し。種類別に分け、竹ハウス(ビニールハウスの竹版です)で1カ月ほど干しました。
次のミッションは脱穀です。この脱穀、思っていた以上に手間と労力の部分が大変な作業。乾燥したさやから大豆を1粒1粒採るのです。
長靴を履いた足でみんなで踏み、ざっくり落としてからまた1粒1粒手作業で採る…。
このときばかりは脱穀マシーンが必要だね、と皆で笑いました。
次回はいよいよ味噌作りに着工です!
【大豆プロジェクトご協力】
☆マルカワみそ
自然栽培で育まれた大豆の他、手作り味噌キットやオーガニック製品も揃う。
初心者から上級者まで満足出来る品ぞろえ。
https://marukawamiso.com/item/mame-ho-daisu-sizen.html
☆アウトドアブランドmontbell onlineshop
農業向けの衣類だって着ていて上がる物がイイ!
モンベルならではのデザインやカラーに加え、作業することを考えた機能性が嬉しい。
http://webshop.montbell.jp/goods/category.php?category=87