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私たちは農業もファッションも好きだ!農ファッション農ライフ-no fashion no life-

投稿日:2020年8月20日 更新日:

野良着ファッション!fashionにnoは無い!私たちは農業もファッションも好きだ!

農業とファッション。あまり結びつかないようなイメージがあるのではないだろうか?普段、仕事、子供の参観、デート、ファッションにはTPOがある。じゃあ、農作業のときはどうか?“野良着”なんて言葉があって、作業をするときはソレを想定した恰好をする。

私は畑をやっている。周りにもそういった人達がたくさんいて、みんな思い思いの格好をしている。とにかくファッショナブルなのだ。ハイヒールも、くるくるの巻き髪も、じゃらっとしたアクセサリーもしない。地下足袋を履き、お気に入りのクラフト作家さんの作ったゴムで髪を結び、こだわって染めた地元のブランドの手拭いを持つ。そんな何気なく着ている野良着に着目したのが“農ファッション農ライフ-no fashion no life-です。

農ファッション農ライフ

 

農ファッションそれぞれのキャラそれぞれのファッション

・ジャケット タイ北部プレー県伝統の藍染
・パンツ タイ北部プレー県伝統の藍染
・靴 HUNTERの長靴

彼女はタイをこよなく愛す女性だ。お得意のソムタムサラダに入っている落花生はオーガニックで育てた自家製のものだ。藍で染めたチャイナデザインのジャケットとパンツは普段着ていても違和感のない素敵なセットアップ。

左から
・麻の着物から作った夏用もんぺ
・ホームセンターで購入した懐かし柄もんぺ
・黒地に紫柄の手作りコットンもんぺ
・ホームセンターで購入したキルティングもんぺ

インパクトあるこちらのチームは静岡県富士宮市に精生息しているという「もんぺ~ず」の皆さん。
思い思いのもんぺで農作業をする様子は正に現代のピース系農トライブ!
大人も子供も交えて農作業をする昔ながらの風景もエッジが効いています。

・キャップ 6~7年愛用
・つなぎ stron-gyuプロデュースつなぎ
・長靴 ホームセンターで購入した田靴

北海道の酪農女子チーム、「stron-gyu」プロデュースのストレッチデニムつなぎ。
ファッション的な見た目のカッコ良さと気の利いた実用的な部分が両立したナイスな1枚。
暑くなったら上半身を脱いで腰に巻いてもOK。

 

庭師ファッションにズームイン

農ファッションをより掘り下げてみましょう!

“庭師”というのは和風な出で立ちだ。
庭師ファッションは元々祭りのときの格好からきていて、鯉口シャツに乗馬パンツ、足元は地下足袋というクラシック和!な粋でいなせなかっこよさを放っている。これはこれで完成度がとてつもなく高く、“庭職人”感があって素敵だ。今回はオガライフの為にもう1コーディネート組んでもらった。

・帽子 mont-bell
・シャツ Dickys
・Tシャツ 庭俊オリジナルTシャツ
・ボトムス 寅壱
・靴 地下足袋

先ほどの和風な庭師ファッションとは一味違った、カジュアルなコーディネートだ。

こちらの庭師さん、「庭俊」さんは普段からとてもオシャレな方である。
身長188cm、音楽はサイケが好き、最近は趣味でサーフィンを始めたというほんま庭師なんか、モデルちゃうんか、というギャップが面白い。

庭俊オリジナルTシャツもいくつかデザインのバリエーションがあって庭師の仕事着としても、普段着としても着れる物を揃えている。

半袖で仕事をしないのは、枝や葉っぱが肌に触れることで痒みが出たり、日焼けをして肌が腫れたりするのを防ぐためと、屋外での作業では滝のように汗をかくので、インナーとしてTシャツを着ていた方が結局着替えが楽だから、ということだった。

和風の手拭いを頭に巻いたときにはしないが、頭にハットをかぶっているときはサングラスをかけることもある。
これはオシャレな彼ならではのオシャレバランスの“有り”“無し”が存在するからだろう。

“乗馬パンツ”と呼ばれるテーパードシルエットのパンツは、地下足袋にinしてもモタつかないようにデザインされていて、そういった部分に粋を感じる。
無駄さが無く、「寅壱」のワッペンのさりげなさがめちゃめちゃ渋い「男」を感じる1本である。

農ファッションを取材しているとほぼ皆が履いているのがこの地下足袋だ。
ファッション業界的にはマルタンマルジェラが地下足袋からインスパイアされたシューズをドロップしているが、農のときはもちろんヒールは不要。
履いていてとても楽だし、長靴などにありがちな“蒸れ”が無く、一度履いてしまうと思わず足が伸びるのが地下足袋である。

《庭俊 niwasyun》
庭俊氏の活動やお仕事へのご依頼は下記のアカウントよりお問合せください。
庭の手入れの仕事だけでなく、ブライダルの植物装飾や、モニュメント作り等、アーティスティックな才能を生かした植物に関する幅広い活動を行っています。

Instagram niwashun_landscape

Facebook Niwashun

 

これからの暮らしと「新しい生活様式」

「新しい生活様式」という言葉が聞かれるようになってどれくらいたつだろうか。
あの時、私は不安でいっぱいだった。その日々の中で救いとなったのは山であり、畑であった。「自給自足」なんて手の届かない理想でしかなかった。でも、ソレが必要なのかもしれないと強く思った。土に触れることで、植物に触れることで、自分の中の負のエネルギーみたいなものが抜けていくかんじがした。

農は今だからこそ見直して欲しい、古くからある生活様式だ。もし少しでも土が、植物が、気になっているのであれば楽しい思い思いのファッションで畑に立ってみてはどうだろうか?お気に入りのアイテムたちは作業をサポートしてくれるだけでなく、気分まで上げてくれる。ファッションは私たちに“yes”をくれる。新しい生活も、これからの取り組みも、自分たちで自由にコーディネートしていけばよいのだ。

《落合 瞳 note》
オガライフライター落合のnote。田舎暮らしのアレやコレや、書いています。是非ご覧ください!


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オガライフWriterの落合 瞳さんのプロフィール写真

落合 瞳さん

20代半ばで椎間板ヘルニアを経験。 それまでの無茶苦茶な食生活を改善し、健康に目覚め、「健康High!」をキーワードに心と身体が健康で、楽しくある生活を心がける。 音楽・アート・温泉・には目がない。 食べること、お料理好き。 今後は出店形式のお菓子、お料理提供に挑戦予定。 3年前に都内より静岡県へ移住。 富士山を仰ぎ見ながら、0歳児の赤ちゃん、中学生の息子、整体師の旦那と共に伊豆ライフを満喫中。

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