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目次
献立をつくるときは、1汁2菜を心がけましょう
日本の料理では主食、主菜、副菜というように分類されています。
これを基に考えれば、栄養バランスの取れた幼児食の献立をたてることができます。
1汁2菜の献立とは、「主食」と「汁物」に「おかず2品」をそろえた献立です。
おかずは肉・魚類の「主菜」、野菜類の「副菜」に分けられます。
量もなかなか難しいですよね?
基本の量の目安としては、幼児食移行期・前期では大人の3分の1、後期は2分の1くらいです。
ただ、この頃は食べムラがよくあります。
私の娘も日によってすごくよく食べる日と、全く集中せずに少ししか食べない日、好きなものしか食べない日があります。
食べない日があっても、あまり気にしないことが大切です。
人それぞれ個人差がありますので、ゆっくり様子を見てあげましょう。
大人にも役立つバランスのよい献立づくりのコツとは?!
皆さんは毎日どのように献立を考えられますか?
冷蔵庫の中身を見て決める、スーパーに行って決める、その日の気分で決める、などいろいろ色んな決め方がありますよね。
どの献立の立て方も正解だと思います。
それぞれに合った献立の立て方がありますのでやりやすい方法を選択されるのがいいですね。
1つバランスのよい献立の立て方をご紹介します。
1例ですのでご参考までに!
まず主食を決める。
(ご飯、パン、麺類など)次に主菜(たんぱく質源となる食品)、主菜の調理法、副菜(主菜の補助となる野菜)、
汁物、その他デザートの順で決めていくとバランスが取りやすいです。
汁物は塩分摂取にもなりますので、毎食ではなく牛乳やスムージーなどに置き換えるのもいいでしょう。
また大人にも子供にも共通して言えることですが、旬の食材を積極的に取り入れてあげましょう。
栄養価も高いですしバリエーションが豊富な献立になりますよ。
幼児食を作るときのポイント!野菜不足を解消してあげよう!
厚生労働省の乳幼児栄養調査によると、穀類はほぼ毎日摂取されているのに対して、摂取すべきである野菜が比較的低くなっています。
野菜は食物繊維が多く噛みにくいといった点から、子どもには食べにくいものです。
細かく切ったり、やわらかく煮たり、とろみをつけたりして調理を工夫してあげましょう。
例えば、香りの強いピーマンや玉ねぎはゆでたり炒めたりすると香りが和らぎ食べやすくなります。
葉野菜など口の中でバラバラになって食べにくいものは卵焼きやハンバーグに入れたり、あんにからめたりします。
献立は見た目も大切!子供に“食べたい”と思わせるには…
またニンジンやじゃがいもなどをクッキーの型抜きでくり抜くのもかわいい見た目で食欲をそそります。
色々試してみて何しても食べないときは、その食材を少しお休みさせてあげましょう。
あまり無理強いをしてしまうと、本格的にその食材を嫌ってしまうことがありますので気をつけましょう。
一緒に食べている大人が「おいしい、おいしい」と言いながら食べていたら、そのうち子どもも「食べてみようかな」
という気持ちになることもあります。
「そのうち食べるだろう」というおおらかな気持ちで子どもを見守ってあげましょう。
次回の記事は「おやつ」について書きたいと思います。
子どもも大人も?笑 大好きなおやつ。
捕食としての役割やおやつの食べ方についてご紹介します。
Thank you for reading.
Ayumi