食育アドバイザー、幼児食インストラクターが教える!幼児期の食事について。

子どもの食育・食事・教育について

幼児食づくりの基本についてご紹介します!

投稿日:2018年1月6日 更新日:

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幼児食を美味しくしてあげたい、でも味付けは薄味で!

 

幼児期の間は食材そのものの味を体験させてあげることが大切です。

薄味ってどのくらい?と疑問に思いますよね。

私も味見するときに、これは薄すぎるかな?っと毎回思います。

目安として、幼児食移行期、前期の塩分量は大人の3分の1程度で幼児食後期は

大人の2分の1程度を心がけます。

 

幼児食を作るときには、塩分を減らす代わりにダシを利かしてあげてください。

削り節、昆布、煮干しなどのダシのうまみがあると、調味料が控えめでもとてもおいしくなりますよ!

手軽に使える市販のダシは塩分や合成された味が多いので、天然素材を使うことをオススメします。

ダシを取っている時の香りも楽しめます。

ダシを取るのがちょっと。。。っと思ってしまう方もいらっしゃると思います。

私も毎回ダシを取るのが追い付かないときもあります。

そんな時に重宝している優れものをご紹介しますね。

ダシポット出汁名人紹介↓

 

お鍋でダシを取る余裕のないときはこのポットに頼らせてもらっています。

これも充分美味しいダシが出るのでオススメです。

 

 

幼児期は食事は、乳歯に合わせて変化をつけてあげよう!

 

乳歯の生えるスピードや生え方は個人差があります。

幼児食ではこの乳歯の生え具合を見て、食材の形状や食感に変化をつけてあげて

咀しゃく力を育てていきます。

加熱すると簡単につぶせる根菜や葉野菜、魚はある程度形のある大きさに切ってあげましょう。

加熱しても柔らかくならない薄切り肉、キノコ類、えびなどそのままでは噛みにくい形のものは

繊維を断つように切ったり、細かく刻んだりする工夫が必要です。

子供の食べ具合を見ながら、少しずつ噛みごたえのある食感にしてあげてください。

個人差は出てきますので焦らないことが大切!

乳歯が生えそろう3歳を過ぎた頃には大人と同じものが食べられるようになってきますよ♪

 

 

親子の食事を楽しく一緒に作ろう!

 

離乳食の時のように、大人と全く別のメニューを作るのは大変ですよね…

幼児食になると大人用の食事を作りながら、取り分けて幼児向けにアレンジして作ることができます。

味付けと食感について、一緒に作るコツを簡単にご紹介しますね!

 

まず味付けについてです。

味付けは子どもの味付けをベースにして親子分を作り、子どもの分を取り出してから大人分に

調味料で味を足します。

ただ、汁物に関しては大人の味付けをベースにして作り、子どもの分を取り出して、だし汁や

牛乳を加えて薄めます。

1~2歳は2倍になるように、3歳以降徐々に大人の味に近づけていきます。

 

次に食感についてです。

煮物や炒め物は大人分を取り出したあと、大さじ1くらいの水を加えてふたをして蒸し煮にて柔らかく仕上げます。

お肉などのたんぱく質の焼き物、揚げ物は小さく切ってから加熱すると、火が通り過ぎて硬くなって

しまいます。

出来上がったものを小さく切ってあげましょう。

このようにちょっとしたコツで親子の食事を一緒に作ることができるようになります。

 

 

子どもは大人が食べているものに興味をもって、

どんどん食経験を広げていきます

 

一緒に食卓を囲んで親子一緒のものを美味しく笑顔で食べることを心がけてください。

すると、子どもも笑顔で美味しくご飯を食べてくれますよ^^

次回は幼児食の献立の基本について書きたいと思います。

バランスよく献立を立てるコツなどご紹介しますので、お楽しみに!

 

Thank you for reading.

Ayumi

 

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ayumiさん

学生の頃訪れたアメリカでオーガニック製品を知り、興味を持つようになる。 オーガニックの魅力に惹かれ、自身の生活にもコスメや食品を中心に取り入れる。 産後、食育アドバイザー、幼児食インストラクターの資格を取得し、身体に優しいお菓子やお料理を勉強中。 ”Health comes first!” 幸せに暮らせるのも健康があってこそ! 大事な家族、そして自分自身の身体の為に少しでもお役立ちできる情報を発信していきたいです。 食育アドバイザー / 幼児食インストラクター

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