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初めまして!オガライターのゆりです。
ナチュラルなもの、ヘルシーなもの、そして日本的なものが大好き。
昔ながらのちょっと懐かしいもの、和テイストなものを通して、オガライフを楽しみたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
皆さんは桑茶(くわちゃ)を飲んだことはありますか。
蚕(かいこ)のえさとして知られる桑の葉を、緑茶と同じ製法でお茶にしたものです。
養蚕業が盛んだった日本では、かつてはあちこちに桑畑がありました。
童謡『赤とんぼ』にも、山の畑の桑の実を…という歌詞がありますね。
蚕は絹の原料となる繭(まゆ)を出してくれるので、養蚕農家や呉服店の方は、お蚕さまと呼びます。
桑の葉しか食べずに、あんなにきれいな繭を出すお蚕さま。
着物が好きな私は、不思議だな~と思っていました。
桑茶には、どんな成分があるのでしょうか?
生糸の生産が減少するにつれて養蚕農家も減り、放置されている桑畑もあるようですが、
近年、「糖尿病予防やダイエットに効果があるのでは」と、俄然注目されるようになりました。
桑の葉に含まれるDNJという成分に、インスリンの分泌を抑える効能があると言われているためです。
また、カルシウム、カリウムなどのミネラル成分は緑茶以上に豊富に含まれています。
ノンカフェインなので、お子さんも飲みやすいですね。
まだスーパーマーケットなどでは置いていないことも多いですが、通販で購入できるところはたくさんあります。
桑茶をお取り寄せで買ってみました!
私は、福島県二本松市にある『道の駅ふくしま東和』さんからお取り寄せしてみました。
この辺りはやはり養蚕業が盛んだった所で、今も残る桑畑を手入れし維持して、いろいろな商品を開発しているそうです。
オーガニック認証は受けていないそうですが、極力農薬を使わず、有機肥料を使用して、丁寧に作られています。
桑の葉ほうじ茶、パウダータイプなど、バラエティも豊富な中から、オーソドックスな桑の葉茶と、新発売の桑フレーバーティを購入。
※写真手前が桑茶、奥が玄米茶です。
まずは桑の葉茶をいただきます。
急須に入れ熱いお湯を注ぐ。
淹れ方も緑茶と同じでごく普通です。
和のハーブティといった感じで、ほんのり野の香りが。
とてもまろやかで、くせのない味です。
桑フレーバーティは昨年12月に発売されたばかり。
アップル、ローズなど12種類のフレーバーがあり、迷ってしまうほど。
私はレモンとサクラを選びました。
こちらはティーバッグになっているので、より手軽にいただけます。
桑茶を飲んでみて感じたことは…
桑茶自体はあまり香りが強くないので、どんなフレーバーともしっくり合います。
レモンはほんのり酸味も加わって爽やかに、サクラは春らしい甘い香りが楽しめます。
パッケージもシンプルでおしゃれ。
そして、パウダータイプはそのままお湯を注いで飲むだけでなく、いろいろなお料理に混ぜて使うことができます。
お取り寄せ商品の中には、桑パウダーを練りこんだそうめんなどもありました。
桑茶だけではない、桑の実もオススメです
桑は葉だけでなく、実もヘルシーに美味しくいただけます。
食用としては、葉よりなじみがあるでしょうか。
葉と同様、ビタミン、ミネラルが豊富で、また実には、アントシアニン(ポリフェノールの一種)も含まれているので、
アンチエイジングにも効果を期待できそうです。
英語名はマルベリーといい、小さな赤いキイチゴのような実が房いっぱいにつきます。
甘酸っぱくてプチプチした食感が魅力で、ゼリーやジャム、お酒も造られています。
古き良き日本のヘルシーフード・桑を取り入れて、ほっこり癒しのひと時を楽しんでみてはいかがでしょうか。