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春が旬!この季節の可愛いイチゴを使って虫さされ用スプレーを作ってみた!
ヘビイチゴ、皆さんご存知でしょうか?可愛らしい黄色い花を咲かせ、赤い小さな実を付ける、バラ科の多年草。葉っぱはトゲトゲとした三つ葉のような形をしています。
子供の頃は(こんなに美味しそうなのに蛇のものなんだ…)と、なんとなく人間の口に入れるものではないと認識していました。ところがよくよく調べてみると食べられないこともないけども(毒性は無い)美味しくはない、ということなのだそうです。なんとなく食べる勇気は出ないのだが、試しに一粒食べてみました。味は……無い。。。無味で決して美味しいとは言えませんが、見た目は可愛いイチゴちゃんです。
虫さされ用にヘビイチゴを使って手作りローションを作る?!
毎年、4月~6月頃になるとヘビイチゴの赤い実がちょっと湿ったような路地に目立つように。田んぼのあぜ道や、なんとゆうか“その辺”に春になると出始める。そうなると作らずにはいられないのが、取り入れやすい民間療法としても有名(?)な“ヘビイチゴの虫刺されローション”なのだ。材料は至ってシンプル。作り方超簡単。“オーガニック”が生活の中の気になるキーワードの方は試しに一度、作ってみてほしい!!
☆ヘビイチゴの手作りローション作り方と材料を紹介
《材料》
・ヘビイチゴ
・35度以上の焼酎(ウォッカやホワイトリカーも可)
《用意する物》
・保存用の瓶(要煮沸)
《作り方》
1・保存用の瓶を煮沸消毒してよく乾かしておきます。
・ヘビイチゴを水で洗います。
・水気がなくなるよう乾かします。
保存用の瓶にヘビイチゴ“1”(30g)で作りました。
焼酎“2”の割合で入れます。
私は見た目のバランス(ざっくりで申し訳ない…)1対2で漬けました。瓶に入れたヘビイチゴのちょうど倍くらいかな?の量です。果実酒を漬けるときに使うホワイトリカーが調度アルコール度数35度だったので、ホワイトリカーを使用しています。蓋をして、保存。たま~に振ってください。1カ月程置いておくと完成です。直射日光に当たらない場所に置いて保存をしてください。ガーゼで濾して実は取り除きましょう。
ヘビイチゴの色は段々抜けて白くなってゆくのが特徴です。出来上がりはヘビイチゴの赤というよりは茶色のローションになります。なんと簡単な!私はふだん持ち歩けるスプレータイプのボトルに移し替えて使用しています。コットンにつけて患部に塗ってもよいと思います。1年は余裕で持ちますし、市販の虫刺され薬は買わなくなりました。
虫刺され以外の効能と注意点!
このヘビイチゴローションの使い方として最もポピュラーなのが、虫刺されのときに塗る、というものですが、切り傷や火傷、腫物、フケ等にも使用ができます。ヘビイチゴ自体が漢方に用いられるような効能のある物ですので、市販の(はて?成分表を見てもさっぱり分からない?)薬品が羅列してあるような虫刺されの薬より個人的には安心感があります。※あくまでも個人の主観、体験談です。
ヘビイチゴは割とグチャっとしやすい柔らかな実です。実が出来る時期も短いので、見つけ次第早めに作った方がいいと思います。使用感はマイルドですがアルコールを使用する為、肌の弱い方は必ず使用前にパッチテストを行ってください。アルコールにアレルギーがある場合使用は出来ません。また、小さなお子さんに使用する際は少し精製水等で薄めて使うことをおすすめ致します。