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ストレス対処法～ヨガで日常に休息時間を～
私たちは通常の暮らしのなかでストレスを感じることが多くあります。ましてや現在、私たちは新型コロナウィルス感染拡大の影響により強いストレスを受け続けている状態です。こうしたストレスを強く感じる日々のなかで、ストレスの対処法として大切なことが「リラックス・休息すること」です。毎日の生活のなかでご自分をやさしくいたわり、休息時間をもうけることでストレスを解消していきましょう。
ストレス解消におすすめ！休息のヨガ・リストラティブヨガ
一般的に知られているアクティブに身体を動かすヨガとは反対に、リラックスや休息、エネルギーを蓄えることを大切にしたヨガがリストラティブヨガです。ボルスターやブランケット、ブロックといったプロップス（補助具）を使用し身体を安定させたうえで、全身のチカラを抜いてゆだねることが特徴です。通常ヨガスタジオなどでは多くのプロップスを使用しておこないますが、外出自粛やこのような事態のなかでも働いてくださっている方々におこなっていただけますよう、ご自宅やオフィスなどでできるリストラティブヨガポーズをご紹介します。
簡単！すき間時間にご自宅やオフィスでもできる！リストラティブヨガポーズ
【用意するもの】
・椅子1脚
・ブランケット（厚手のもの）1～2枚程度
・タイマー（安心して身をゆだねることができるよう時間を計ります。）
※デスクワーク中におこなう場合は机と椅子があればできます。
①座骨の下に折りたたんだブランケットを敷き、あぐらをかくように座ります。（股関節や腰がつらい場合はお尻の下に敷いたブランケットをもう１、2枚足してください。）
②ご自分の前に置いた椅子の上に腕を置き、額を腕の上もしくは座面に置きます。心地良くもたれかかることができているかを確認し、必要な場合は椅子の位置などを調整します。
※デスクワーク中の方は椅子に座り、机に腕を置いて同じようにおこなってみてください。
③タイマーを3～5分にセットし、身体が冷える場合や不安を感じる場合はブランケットを背中からかけてください。
④数回息を大きく口から吐き出し、肩や背中から重荷を手放すように椅子に（デスクワーク中の方は机に）もたれかかるようにして全身のチカラを抜きます。頭のなかの考えごとや疲労を手放すように、いつでも大きく息を吐き出してみてください。
⑤タイマーが鳴ったら、あぐらをかいている方は左右のバランスをとるため、足首の交差を左右入れ替え、3～5分同じようにポーズをおこないます。
⑥タイマーが鳴ったらゆっくりと上体を起こします。やさしく目を閉じたままポーズの余韻を味わい、数回深呼吸をし、ゆったりと日常に戻りましょう。
すき間時間にリストラティブヨガで安らぎのお時間を…
今回ご紹介したポーズは精神的負担を軽減し、マインドに静けさと休息を与えてくれます。今、私たちの生活は新型コロナウィルスの影響により大きく変化し、精神的にも肉体的にもストレスをお感じの方が多いことと思います。こうした戸惑いを覚える変化の時期にも、様々な出来事に平静に対処するために、ますご自分にやさしく寄り添いながら心身の疲労を手放し、次へと進むためのエネルギーを蓄える時間をこまめにつくってみてください。ご自宅やオフィスなどで、すき間時間にできるリストラティブヨガによって、心と身体の健やかさとご自分らしい日々のお手伝いとなれば幸いです。
