ナチュラルクリーニングでキッチンをキレイに!
ナチュクリ実践編4回目となる今回の記事では、キッチン内で活用できるナチュラルクリーニングをご紹介します。キッチンは衛生面を考えると、キレイを保ちたい場所ですよね。キッチン掃除で用意していただきたいものは、セスキ炭酸ソーダ、水、スプレーボトル、重曹、過炭酸ナトリウムです。それらに加え、適宜キッチンペーパーや布巾も用意しましょう。
キッチンまわりの油汚れはアルカリ性で落とす!
ナチュラルクリーニングでは、油汚れを落とすためにはアルカリ性のセスキ炭酸ソーダか重曹を使用します。スルッと簡単に落とすことができますよ。基本的には、食器などに付着した油汚れにセスキ炭酸ソーダ水スプレーを直接吹きかけて、布巾やキッチンペーパーで拭き取れば完了。しかしこの方法では、汚れが酷い部分には物足りないかもしれません。五徳(ごとく)のようにゴシゴシ力を入れて洗いたい場所には、重曹を使うのがおすすめです!
重曹は水に溶けにくいので、その性質を利用したナチュラルクリーニングです。水と重曹を混ぜてペースト状にして、こすって洗います。我が家の場合は、重曹ペーストをハードスポンジに含ませてこすっていますが、油汚れがすっきり落ちるのを実感しています。
五徳を3つ洗ったあとの重曹ペーストです。週に1回はこの方法でナチュクリしているのですが、揚げ物好き男子が2名いる我が家では、すぐにこんなに汚れてしまいます(涙)
重曹か過炭酸ナトリウムで、布巾をナチュクリ!
キッチンを拭いたり、食器を拭いたりと何かと布巾は重宝します。ということは、布巾には汚れがたくさん付いています。この布巾をナチュラルクリーニングでキレイにしましょう!我が家の布巾のナチュクリ方法をご紹介します。
・重曹を使う場合
①ボウルに重曹と少量の水(重曹ペースト)、そして布巾を入れます。
②重曹ペーストで布巾を軽く手洗いします。
③簡単に水ですすぎます。
④ステンレスかホーローの鍋に、新しく重曹と布巾を入れて、水を布巾が被るくらいの高さまで入れます。お鍋もキレイになりますよ!
⑤沸騰させて、熱湯消毒。ぐつぐつ5〜10分くらい煮ます。
⑥水ですすいで終了です。
今回ホーローの鍋と重曹を使って布巾を洗ったので、その様子をご覧ください。こちらがナチュクリ前のホーローのお鍋。全体的に軽く汚れています。
布巾を煮ている様子です。たまに菜箸でかき混ぜています。
布巾を水ですすいだあと、お鍋はまだ汚れが付いていました。ですが、スポンジで軽くこすったらピカピカになりました!
・過炭酸ナトリウムを使う場合
①ボウルに過炭酸ナトリウム少量(※1)と、40〜60℃のお湯(※2)を布巾が被るくらいの高さまで入れます。
②約30分放置します。
③水ですすいで終了です。
※1 汚れの度合いによって調整します。我が家では小さじ0.5杯くらいを標準としています。
※2 温度が高すぎると、過炭酸ナトリウムの効果が薄れてしまいます。
キッチンにはアルカリ性のナチュクリを!
今回はキッチンのナチュラルクリーニング方法をご紹介しました。キッチンの汚れは、基本的に「アルカリ性で落とす」と覚えておけば問題ありません。ある程度の汚れは重曹やセスキ炭酸ソーダで落ちますが、これらでは除菌ができません。殺菌するために、熱湯や過炭酸ナトリウムでナチュクリしましょう!排水口の掃除は、前回の記事「ナチュラルクリーニングは環境の味方!ナチュクリの実践方法をご紹介!【お風呂編】」でご紹介しています。キッチンの排水口でも同じ方法でナチュクリできますので、ぜひ実践してみてくださいね。
次回はナチュラルクリーニングシリーズ最後の記事です。家中のさまざまな汚れのナチュクリ方法をご紹介します!