“日々の出費をいかに減らせるのか“
私は切実にそんなことを考えています 笑
実家を離れて一人暮らしをしている人、主婦、学生。きっとみんな考えることと思うのです。
しかし最近、この考え(というか悩み?!)は、家計問題だけでなくてグローバルなアクションへと繋がるかもしれない!
というポジティブ思考へと変化しました。(少し大袈裟でしたかね…)
サーキュラーエコノミーのはなし
みなさんは「サーキュラーエコノミー」という言葉、耳にしたことありますか?
「サーキュラー(循環の)」「エコノミー(経済)」
たくさんつくって、使うだけ使って、はい捨てる。
ではなくて、
消費する私たちも、たいせつに使って、メンテナンスして長く使うことは勿論、つくっている途中に出るゴミや熱は資源に。
直したり補ってくれるサービスがあればさらに長寿命。
分解したら部品や材料に。
場所や空間、モノもシェアできるよね。
「無駄をなくすこと。これまで私たちの目に無駄とうつっているものに光をあてること。そこには価値がある」
この概念、ひいてはビジネスモデルのことを「サーキュラーエコノミー」と言うのです。
そういえば近年、カーシェアリング、シェアサイクル、シェアオフィス、エアビー、メルカリなど、モノや空間・場所の利用の仕方に変化が出てきた気が…
節約からサーキュラーエコノミーを考えた
あれ、サーキュラーエコノミーって、出費を抑える事に繋がるのではないか?
サーキュラーエコノミーを節約に適応してみると、考え方をスイッチする。
我慢じゃなくて、出費を抑える工夫をする。
そんな風にchacoは解釈しました。
いつも捨てる野菜の皮やクズを甘辛く味付けして、きんぴら風にしたり、小麦粉と混ぜておやき風に焼いたり。
よし、そうすれば2品できる。
家庭菜園の場合、コンポストにチャレンジしてもいいのかもしれませんね!
十人十色、様々な手法がありますね。
根底には、“目の前にあるものを大切にしたい、最後まで美味しく頂きたい”
と思う気持ちがあったので、(※ただケチなだけではないですよ!)
“節約したい“だけでなくて、そのための実現方法として
“無駄にせず、大切に長く、日々の糧にする”は
サーキュラーエコノミーとの共通性を実感しやすかったのかもしれません。
そして、この考え方を、生活を支えてくれている身の回りのモノや自然環境に当てはめてみたら、豊かさは自分のものだけではないな、という考えに及んだわけです。
そうすると、身の回りのものは何でできているのか、分解できる材料を使っているのか、という興味が湧いてきてしまいました。
考えすぎると、何も買えませんからゆる〜いですけど!
私の場合、植物への興味関心が高いので、この家具はどこのどんな樹木で、加工中に出た端材の行方はどうなったのか。
このお茶の野草はどんな土地の環境でどんな風に育ち、どのように加工されたのか。
そんな手元に届くまでのストーリーが知りたい。
と思うようになりました。
地球の為に私たちにできる事はなんだろうか
恥ずかしながら私のきっかけは節約でしたが、サーキュラーエコノミーの概念を日常生活に取り入れる事は、資源枯渇、環境への配慮の面においても重要な事だと思います。
私の場合は節約とサーキュラーエコノミーの考え方がマッチングしたことによって、買い物の仕方が、選ぶ基準が、概念に沿ってシフトするようになりました。
全てを知る事は難しくありますが、何を信じるか、消費者として気になる事を調べるようになりました。
勿論、すべてを徹底しているわけではなく、意識として常に、と言う感じです。
ビジネスでもないし、個人で取り組む事だから、影響力はないかもしれないけれど、サーキュラーエコノミーの考え方が世界中に、自分も含め特に先進国に住む一人一人に浸透していったら、すぐに影響はなくとも、未来の自然環境保全に繋がるんじゃないかな。
最近はそんな事を考えながら日々を送っています。Chacoでした〜。