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ヨガインストラクターが解説!ヨガで実践する夏バテ対策とは

投稿日:2019年7月6日 更新日:

それってもしかして夏バテかも?!

 

暑~い日が続きますね。冷たいビールやアイスが美味しいですが、注意しなくちゃいけないのは「夏バテ」。
身体がだるい、やる気も出ない、イライラする、食欲が湧かない、なんて症状ありませんか?冷房の効いた室内と暑い外の気温の温度差が大きく、室内と外を出たり入ったりすることでその温度差を繰り返すことになり、体温調節機能がコントロールできなくなります。自律神経も乱れやすく、気だるさや無気力感を引き起こしたり、内臓の働きを低下させ、食欲がなくなるなどの症状が夏バテの特徴です。そんな不調を感じるときは、ぜひヨガのポーズを試してみてください。今回は夏バテを吹き飛ばすおすすめのヨガポーズをご紹介します。

 

ヨガポーズ①自律神経を整えるキャット&カウポーズ

自律神経の径路である背骨を整えるポーズです。
背骨を丸める動作から反対に反る動作を交互に行うことで背骨全体を可動させ、歪みを改善していきます。

《効果》背骨の柔軟性アップ、自律神経のバランスを整える
《やり方》

① 四つん這いになります。肩の真下に手首、股関節の真下に膝をセット。足の甲は寝かせておきます。
② 鼻から息を吸って、頭頂から尾骨まで一直線にします。
③ 吐きながら、まず骨盤を後傾させ、尾骨、腰椎、胸椎、頚椎の順番に背骨を一つ一つ丸めていきます。
④ 吸いながら、骨盤を前傾させ、尾骨、腰椎、胸椎、頚椎の順番に背骨を反らせていきます。顔は最後に上げて、胸を広げます。
⑤ 吐きながら、丸める。
⑥ 吸いながら、反らせる。
⑦ ③~④を1セットとし、5セット程度行います。

 

ヨガポーズ②内臓機能を高めるワニのポーズ

仰向けになった状態で、片足を左右に倒すことで、腹部をねじるポーズです。
これによって肝臓や腸といった臓器に刺激を与えるため、高いデトックス効果が期待されるとされています。

《効果》内臓機能を高める、自律神経を整える、
《やり方》

① 仰向けで寝ます。両手を肩の高さに広げます。
② 右足を持ち上げ、股関節の真上に膝が来るようにします。膝の角度90度。
③ そのまま右足を左に倒し、腹部をねじります。この時、肩が床から離れないようにしましょう。膝を手で押さえてもOK。
④ 深い呼吸を送りながら、5呼吸キープ。
⑤ ゆっくりとポーズをほどいて、反対側も同様に行います。

 

ヨガで夏バテを吹き飛ばし、元気に過ごしましょう

いかがでしたか?今回は運動経験のない方でも取り組みやすい、初心者向けのポーズをご紹介しました。ヨガで自律神経を整え、内臓機能を高める。そして、バランスの良い食事、質の良い睡眠をとれば、夏バテ知らず!ヨガは少ないスペースででき、自分のペースでできるため、忙しい時でも自宅で隙間時間に、ポーズをとることができます。ぜひ試してみてください。暑い夏を、ヨガをして乗り越えましょう!!


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オガライフWriterのakieさんのプロフィール写真

akieさん

大学で栄養学を学び、管理栄養士資格を取得。 卒業後ホットヨガスタジオに勤務。その中で、ヨガの考え方や心のあり方に感銘を受け、学びを深めるためハワイヨガ留学。RYT200取得。 その後まもなく、フィットネススタジオ、ヨガスタジオにて、週10本以上のレギュラーレッスンをこなし、幅広い年齢層から支持される。 解剖学からアプローチするレッスン、栄養学の面からのアドバイスを実践。 レッスンでの経験を生かし、暮らしの中で取り入れられるヨガ、ピラティスや、食生活について発信できればと思います! 保有資格: 管理栄養士、ヨガインストラクター 、ピラティスインストラクター

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