目次
「足管理療法」とは
私は「足管理療法士2級」の技術を韓国の先生から学び、資格を取得しました。
そして今も、足を通してたくさんの方々の健康管理に関わらせていただいています。「足管理療法」はリフレクソロジーの一種で、独自の考え方を元に生活習慣を見直し、加えて足裏に施す施術を行って、心身の健康を目指す技術です。今回は、足管理の考え方や、自分でできる簡単な足裏の施術をご紹介します。
足管理療法は、「体のめぐり」をよくすることで、心身の健康につなげることを目的としています。
例えば、足つぼマッサージで反射区を刺激する際、悪いところほど痛みが強いといわれていますが、足管理においても同じです。施術で痛みを感じることで脳を刺激し、また痛みによって体が温かくなったり、汗をかいたりします。足管理では、汗をかくということは体が代謝を行っているということで、体のめぐりを促しているという考え方につながるのです。施術以外でも、足管理療法では体のめぐりをよくする方法を実践することを、とても大切にしています。
足管理療法に欠かせない「体のめぐり」をよくする方法とは?
・水を飲む(目標1日2Lが目安)
水を飲み、水分が体に行き渡ることで、代謝が上がり体のめぐりがよくなります。これはダイエットの理論でも広く周知されていますね。足管理では血流を妨げないために、カフェインや糖分の含まれていないミネラルウォーターを飲むことを推奨しています。ただ私独自の考え方では、その人の体が求める効能を持つハーブティーでもよいとしています。
・歩く
ウォーキングが生活習慣病の予防に大きな効果を発揮することは広く知られていますね。
足管理療法でも、たくさん歩くことを強く推奨しています。その歩き方も重要で、ポイントは「かかとからおろしてつま先で思い切り蹴り進む」こと。足の指をしっかり刺激し、足先をできるだけたくさん動かすことをとても大切に考えています。
・足管理(施術)
物理的に足裏を刺激し、反射区にアプローチすることで内臓の機能を活性化させるとともに、痛みによって脳が刺激されることで体のめぐりを活発にします。
気軽にできる足管理方法をご紹介!
足管理で最初に施術を行うのは、足の指先です。
足管理療法では左右5本の指を頭全体と考えるほか、1本1本に脳や心臓、肝臓、腎臓などの臓器を意味しています。そのため、足の指を刺激するだけでも内臓機能の活発化が期待できます。
やり方はとても簡単。自分の親指と人差し指でそれぞれの指先をはさみ、グリグリと刺激していくだけです。実際にやってみるとわかりますが、さほど力を入れていないつもりでも、足管理をするとかなりの痛みを感じ、体がポカポカしてきます。それが、めぐりがよくなっている合図です。1本につき20〜30秒も行えば十分ですが、気が向いたときに1日数回行うことで、体が軽くなることを実感できますよ。
おすすめの足管理療法!足へのアプローチで健康体を目指そう!
今回は足管理療法の考え方と、もっとも手軽な施術をご案内しました。
しかし本来、足管理療法は大変奥が深く、足管理療法士として活躍されている方々は、資格取得後も日々勉強を重ねています。今後も定期的に、足管理療法を始めとする東洋医学を取り入れた、美容と健康を手に入れる方法についてご紹介させていただきますね!