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だるい!やる気が出ない!梅雨に起こりがちな体調不良はなぜ起こる?どう乗り越える?~前編~

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もうすぐ梅雨到来!梅雨の時期に起こりやすい体調不良について

皆さん、Aloha!オガライフライターのMasaeです。5月も終わって6月になると、関東地方でもそろそろ梅雨の気配を感じるようになります。過去には5月中に梅雨入りした年もありますが、関東甲信越地方の平年の梅雨入りは6月8日ごろとなっていて、そこから約40日間、ぐずついた天気が続きます。梅雨になると何となく体調も気分も優れない…という方が多いと思います。まずはその原因を知って、対策を立てて、少しでも快適に過ごせるようにしましょう。

 

梅雨に体調不良が起こるのはなぜ?

梅雨はぐずついたお天気が続くからか、気分が優れないという話をよく聞きます。ヘアスタイルも決まらず、洗濯物も乾きにくいし…など、憂鬱な気分になりがちですね。そんな梅雨時の体調不良における主な原因はいくつかあります。

  • 日照不足
  • 湿度が高いこと
  • 気圧が低いこと

これらのことが、梅雨の体調不良を引き起こしていると考えられています。

 

梅雨の体調不良の原因-その①日照不足

梅雨に感じる気分の落ち込みは、ビタミンD不足が関係していると言われています。ビタミンDは日光を浴びることによって体内で作り出すことができるビタミンで、日照が不足するとビタミンDを作り出すことができなくなってしまいます。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるため、骨粗鬆症の予防にもとても大事ですが、不足するとうつの症状が出てくることも知られています。冬にうつ症状が出る『冬期うつ病』は、日照不足からくるビタミンD不足が原因のひとつと言われています。

また、日照が少ないと副交感神経が優位になります。晴れている日の日中はしっかり交感神経優位に切り替わって行動的になりますが、雨や曇りの日は副交感神経が優位となって、まったりリラックスモードになり、やる気が出にくくなります。

 

梅雨の体調不良の原因その②-湿度が高いこと

湿度が高い環境は、それだけで心身にストレスがかかりそうですよね。快適に感じる湿度は季節によって異なりますが、26℃で50~60%くらいと言われています。梅雨の期間の平均湿度は80%前後のため、不快に感じるのです。湿度が高いと不快に感じるのはもちろんですが、体内の水分調節も狂いがちになります。温度と湿度が高いと、体は発汗していてもそれを認識できずに脱水症状を起こしたり、逆に体温が上がっているにも関わらず、高湿度のために発汗できずに水分過剰となって冷えを起こしたりします。

 

梅雨の体調不良の原因その③-気圧が低いこと

天気が悪いとき、大気圧は低下しています。気圧が下がると空気中の水分量が多くなり、曇りや雨になります。お天気の悪い日の多い梅雨は、気圧も低いことが多いのです。気圧が下がると血管が拡張して血圧が下がります。血圧が下がるとめまいや立ち眩みを起こしたり、拡張した血管が神経に触れて頭痛を起こしたり、関節がむくんで関節痛が起きたりします。低血圧は消化不良なども引き起こすため、食欲不振などの原因にもなります。

最近よく知られるようになって来た『気象病』は、乗り物酔いしやすい人が発症しやすいことも分かってきました。内耳には気圧変化を感じるセンサーがあり、内耳が敏感な人は気圧変化を感じやすいためと考えられています。また、気圧の変化が頻繁に起こると交感神経が活発になり、痛みを感じやすくなることもあるようです。次の記事では、そんな梅雨の体調不良を楽にする方法をお届けいたします。


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Masaeさん

20代でハワイに魅せられて、20年に渡り40回以上ハワイを訪れる。 フラ歴16年、ハワイ検定上級取得。5年に渡る闘病生活と13年間の医療機器市場での勤務経験から、体を作る食事作りに目覚め、オーガニックやハワイアンの知恵を日常に取り入れながら、楽しく美しく生きることを実践中!

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