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キュウリは栄養がないというイメージですが…
キュウリと聞くと、「栄養がない」「ほとんど水分」というイメージを持ち、キュウリを食べる事を拒む方がいらっしゃいます。また、『キュウリは栄養がない野菜としてギネスブックに登録されている』と言われていますが、栄養がないのではなく、’’最も熱量が低い(ローカロリーな)果実’’として登録されているのです。決して、キュウリは栄養がない野菜として登録しているわけではありません。キュウリは、夏バテの救世主とも言われるくらい、暑い夏に欠かせない夏野菜の1つです。そこで今回は、キュウリにはどんな栄養があるのか?またキュウリの美味しい食べ方についてもお伝えいたします。
キュウリは夏バテに効果的な夏野菜!?
キュウリに含まれている栄養素は、以下の通りです。
・カリウム
・ビタミンC
・ビタミンK
・食物繊維
キュウリに含まれているカリウムには利尿作用があり、体内のナトリウムを排出する働きを持つため、浮腫みの解消に期待ができると言われています。高血圧持ちの方や、浮腫みが気になる方は特に摂取したい栄養素ですね。キュウリには、抗酸化作用(動脈硬化予防や老化防止)、美肌作りなどには欠かせないビタミンCが含まれており、その数はトマトの約1.2倍とも言われています。
さらには、抗凝固作用を持ち、骨の形成に欠かせないビタミンKも含まれていることが特徴です。そしてキュウリには食物繊維も含まれているため、便秘解消に効果的だと言われています。以上のことから、『キュウリには栄養がない』というイメージは解消され、健康に必要不可欠な栄養素がたくさん含まれているということが分かります。
キュウリの食べ方は多種多様!おすすめキュウリレシピ
皆さんは普段、キュウリをどのように調理して食べていますか?生で食べるのももちろん美味しいですが、軽く火を通してみても、いつもとはまた違ったキュウリの美味しさを味わうことができます。そこで、私がおすすめするキュウリレシピをご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
1 ついついクセになる!きゅうりキムチ
キュウリとキムチ、そしてごま油があればカンタンに作れるレシピです。キムチも夏バテ対策にピッタリの食材!ぜひお酒のおつまみとして作ってみてください。
◎材料◎(2人分)
・キュウリ1本
・キムチ 40g
・ごま油 小さじ1
◎作り方◎
1.キュウリ1本に対して小さじ1の塩をまぶし、板ずりをする
2.キュウリの両端を切り落とし、食べやすい大きさに切る
3.ボウルに、キュウリ、キムチ、ごま油を入れてよく和える
4.食べるまでに冷蔵庫で保管しておくと味が染みて美味しさUP★
2 辛いのが苦手な方は!きゅうりの梅和え
梅干しには夏バテ、そして便秘解消にも効果的です。先ほどご紹介したレシピはキムチを使用していますので、辛いのが苦手な方は、こちらのレシピを参考にしてみてください。
◎材料◎(2人分)
・キュウリ1本
・梅干し 1~2個
・ごま油 小さじ1
◎作り方◎
1.キュウリをめん棒などで叩き割り、梅干しは包丁で叩く
2.ボウルに、キュウリ、梅干し、ごま油を入れてよく和える
3 いつものそうめんに一工夫!きゅうりそうめん
暑い日にはやっぱりそうめん。普段食べているそうめんに、ぜひキュウリも混ぜてみてください。
◎材料◎(2人分)
・そうめん 2束
・キュウリ 1本
・青じそ 2枚
・みょうが 少々
・めんつゆ お好み
◎作り方◎
1.そうめんを規定時間で茹でる
2.みょうが、青じそ、キュウリを千切りにしておく
3.ゆであがった1を流水で流しながら水気を切ってお皿に盛り付ける
4.上から2を載せて完成
4 きゅうりの豚キムチ炒め
※写真はイメージです
生のキュウリは苦手という方は、豚キムチと一緒に炒めてみるのがおすすめ!ただしビタミンCは熱に弱いため、サッと炒める程度でOK!
◎材料◎(2人分)
・豚肉 150g
・キュウリ1本
・キムチ 100g
・酒 大さじ1
・砂糖 ひとつまみ
・ごま油 大さじ2
◎作り方◎
1.キュウリは両端を切り落とし、めん棒で叩いてつぶしたら手で適当にちぎる
2. 熱したフライパンに豚肉を炒める
3.豚肉の色が変わってきたら、キムチ、酒、砂糖を加える
4.全体に火が通ってきたらキュウリを加えてサッと炒め、仕上げにごま油を回しかけ、お皿に盛り付ける
キュウリにも栄養があります!夏バテ予防としてしっかり食べましょう
今回は、キュウリの栄養、そしておすすめのキュウリの食べ方をお伝えいたしました。生で食べても火を通しても美味しいキュウリ。ぜひこの暑い時期に食べ、夏バテや熱中症にならないよう、しっかりと対策をとりましょう。
オガライフライター なぽまる さん のプロフィール