今回は、多くの方が気になる農薬について考えてみます。

オーガニックな食事・食生活

農薬とはなんでしょう?農薬について考えてみました…。

投稿日:2017年11月5日 更新日:

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少し堅苦しくなりますが、農薬とはなんでしょう。

 

農薬とは、農作物に使われる薬、ですね。

主に、殺虫剤、除草剤、殺菌剤などがあります。

人への影響として、遺伝毒性、発ガン性、催奇形性などが指摘されていますし、

活性酸素の問題で美容面でも気になりますね。

食べてスグにどうこうではなく、毎日のように摂り入れるからこそ、ジワジワとした影響が気になります。

でも、こういった個人に及ぶ影響は、農薬の影響のほんの一部でもあります。

農薬について、多くの方は何かしらの「実感」がないと、知ってはいても行動を変えるまでには

至らないことがほとんどだと思います。

 

 

ミツバチは、人間と密な関係なのです。

 

私が、農薬は本当に減らしていかなければならない!減らしていきたい!

と、心から思ったきっかけは、農薬の影響によるミツバチ減少の話です。

ミツバチから私達が受けている恩恵は、蜂蜜だけではありません。

私は蜂蜜が大好きですが、それだけではなかった。

ミツバチがいなくなったら、なんと、人間は食糧危機になります。

私達が食べている食料の7割はミツバチの受粉活動からできているのです。

ミツバチは、人間と密な関係なのです。

もちろん、受粉活動には風や水の働きもありますが、90パーセントは昆虫や動物の働きです。

ミツバチは、その中でも軍をぬいての花粉媒体者なのですね。

ミツバチがいるからこそ、多くの植物が種を残せます。

 

 

 

蜂群崩壊症候群と呼ばれる現象で問題視されています。

 

ミツバチが大量死する農薬はネオニコチノイド系農薬といって、2007年ごろから世界中で

蜂群崩壊症候群と呼ばれる現象で問題視されています。

よって、国によってそれぞれ対策が行われていますが、日本はまだネオニコチノイド系農薬の

取り扱いは禁止されてはいません。

禁止するには農家さんに対してのそれなりの国からの支えが必要になります。

国が本気を出して動くには、国民の意識も大きく影響しますよね。

ネオニコチノイド系農薬は水田や畑、家庭菜園にまかれるだけではなく、松くい虫防除のための

空中散布、住宅建材や殺虫剤など、身近なものにも使われています。

 

 

なんだかいつもの私らしくなく固い雰囲気の内容ですが…。

 

きちんとした説明が得意ではないので、なんだか力んでしまいました!!

こういったことを知ったうえで、小さなことからでも、自分ができることをしていきたいです。

ミツバチのことだけではなく、農薬や化学肥料の汚染物は、田畑を通して地下水に

流れ込み川や海にも影響します。

自然界は、寸分の狂いなく全てが影響し合って生存しています。

 

不必要なものなど、何1つない。

「木を見て森を見ず」は、どのようなことにおいても意識したいです。

さて、「農薬」のことばかりでしたが、そもそも農薬が必要になったのは、「肥料」が原因なのです。

肥料を入れれば入れるほど、虫や病気を呼び寄せていることは、多くの農家さんが分かっています。

次回は肥料について書いてみます。

 

 


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のぶさん

某大手エステティックサロン勤務時代、カウンセラーとしてメンタル面を中心とした美容アドバイスを行う。 20代で管理職に就任。その後、結婚・出産を機に、もともと興味のあった健康的な生活に目覚める。 現在は、オーガニック・エコ・自然育児などについて個人アドバイスを提供。旦那さんと、7歳と1歳の男の子と一緒にナチュラルライフを楽しみ中♪

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