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7月7日は七夕でもあり「そうめんの日」でもあります!
7月7日と聞くと、多くの方が’’七夕’’をイメージするかと思いますが、実はそうめんの日とも言われています。その理由は、中国から伝わったお菓子が関係していたり、織姫と彦星の伝説が関係したりとさまざま。『夏といえばそうめん』と言うように、暑い夏に毎日そうめんを召し上がる方も少なくないでしょう。しかし毎日そうめんを食べ続けると、流石に飽きちゃいますよね。そこで今回は、誰でも簡単に作れるそうめんのアレンジレシピを私からご紹介させていただきます。
なぜ七夕にそうめんを食べるの?
7月7日にそうめんを食べる理由は、3つあげられます。
1つめは、そうめんを白い糸に見立て「機織りが上達しますように」と願いを込めてそうめんを食べる風習があったから
2つめは、「織姫と彦星」の伝説より、そうめんを’’運命の赤い糸’’と天の川に見立て「素敵な出会いがありますように」と願いをこめてそうめん食べる風習があったから
3つめは、中国から伝わった麵料理「索餅」が日本に伝わったとき、索餅とそうめんの形が似ていることから、七夕にそうめんを食べるようになったから、と言われています。
ちなみに索餅とは、古代中国の時代、7月7日に熱病で亡くなった子が大好きだったお菓子のことです。後にその子が霊鬼神となったとき、熱病が流行る前に索餅をお供えしたところ一気に熱病がおさまったことから、7月7日は索餅をお供えするようになり、日本では形が似ているそうめんを食べるようになったと言われています。普段、何気なく食べていたそうめん、実は縁起の良い食べ物なんですね。
もう飽きない!そうめんアレンジレシピをご紹介!
そうめんのアレンジレシピがあれば、いつものそうめんがもっと美味しく感じるはずです。そこで私の方から、簡単そうめんアレンジレシピを2つご紹介させていただきます。夏バテしないポイントもおさえていますので、ぜひ参考にしてみてください!
1 「豚肉でスタミナを付ける!ぶたしゃぶそうめん!」
<材料>(1人前)
・そうめん100g
・豚バラ150g
・塩 少々
・ごま油 大さじ½
・ほうれん草orかいわれ 10g
○つゆ
・めんつゆ 100ml
・水 100ml
<作り方>
①鍋にお湯を沸かし豚バラ肉を茹で、流水で粗熱を取り水気を切る
②水気が切れた①をボウルに移し、ごま油と塩を加えて混ぜ合わせる
③そうめんを規定の時間茹でて、氷水で冷やす
④そうめんを茹でている間に、ほうれん草orかいわれを食べやすい大きさに切っておく
⑤器に②③を乗せ、上に④を乗せ、仕上げにつゆをかけて完成
2 「甘辛が癖になる!ジャージャー麺風そうめん!」
<材料>(1人前)
・そうめん100g
・豚肉ミンチ 100g
・きゅうり 1/3本
・トマト 1/4個
○調味料
・醤油 大さじ1/2
・みりん 大さじ1/2
・味噌 大さじ½
・生姜 小さじ2
<作り方>
①豚肉ミンチ炒め、調味料と合わせておく
②きゅうりは細切り、トマトはくし形に切っておく
③そうめんを規定の時間通り茹で、氷水で冷やす
④お皿に②③を乗せ、上から①をかけて完成
もう少し辛さが欲しいと思ったら、調味料のなかに豆板醤やラー油などを加えてみるのも良いでしょう。
アレンジそうめんレシピで夏を乗り切ろう!
今回は、なぜ7月7日がそうめんの日と呼ばれるのか?まただれでも簡単にできるそうめんのアレンジレシピを2つご紹介させていただきました。きっと多くの方は、そうめんを茹でて終わりかもしれませんが、そうめんだけだとスタミナが付かず、胃腸の機能も弱まり、尚且つ暑い夏に耐えられる十分な栄養が体に行き渡りません。今回紹介したレシピを参考にして、一度作ってみてください!もうすぐ暑い夏が来るので、夏バテや熱中症に十分注意して過ごしましょう。
オガライフライター なぽまる さん のプロフィール