秋バテとは?秋バテの特徴と主な原因
みなさんは「秋バテ」という言葉をご存じでしょうか。夏が過ぎ去って過ごしやすい時期になってきたというのに、「身体がだるい」「食欲が出ない」「一日中疲れている」といった症状を感じている方は、”秋バテ”をしているかもしれません。夏場はどうしてもエアコンが効いた部屋にいることが増えたり、冷たいものを食べることが多くなってしまうでしょう。しかし、過度に身体を冷やしてしまうと、体温調節がうまくいかなくなり自律神経が乱れる原因となってしまいます。
夏の間に受けたダメージというのは思っている以上に身体へ蓄積されています。ダメージをしっかり修復できないまま秋へ突入してしまうと、身体のだるさや食欲不振といった秋バテの症状が見られ始めます。季節の変わり目というのは自律神経が乱れやすい時期です。なかでも夏から秋にかけては夏に受けたダメージや昼夜の寒暖差が大きくなるため、体調を崩しやすいという方は特に気を付けてください。今回は秋バテ対策にも有効で秋に旬を迎える食材をご紹介します。
秋バテ対策には旬の食材を摂取することが最適!
秋といえば「スポーツの秋」「読書の秋」、そして「食欲の秋」ですよね。秋に旬を迎える食材はたくさんありますが、みなさんは何を想像しましたか?
代表的なものをいくつか紹介します。
・さつまいも
・かぼちゃ
・きのこ
・ぶどう
・さんま
・さといも
秋は「食欲の秋」や「味覚の秋」といわれるだけあって、さまざまな食材が旬を迎えます。旬の食材は栄養価がとても高く安価で手に入るため、定番レシピだけではなく、ひと手間加えたレシピを考えてみるなどして、秋の食材を堪能してみてはいかがでしょうか。秋の食材は、夏にダメージを受けた胃腸を整えてくれる食材もたくさんあります。元気な胃腸を取り戻して秋の食材を存分に楽しみましょう。
秋の食材は腸活にもおすすめ!旬の食材3選
秋に旬を迎える食材はさまざまありますが、ここからは代表的な3つの食材を簡単に紹介します。
さつまいも
さつまいもには食物繊維、ビタミンC、カリウム、ビタミンEなど多くの栄養素が含まれています。ビタミンCは熱に弱いのですが、さつまいもの場合デンプンに守られているため、加熱したときにほかの食材よりも熱に強いといわれています。
きのこ
きのこといっても普段の食卓にも並ぶような、しいたけ・まいたけ・しめじといったものから、高級食材のまつたけなど、さまざまな種類があります。食物繊維やビタミンB群、ビタミンDなどの栄養素が豊富に含まれており、低カロリーのため、美容やダイエットに関心の高い方にはとてもうれしい食材です。
さといも
独特なぬめりが特徴的なさといもは、いも類の中でも低カロリー・低糖質な食材として有名です。食物繊維やカリウムが豊富に含まれているため、腸内環境を整えたい方におすすめ。ぬめりの成分であるムチンは胃の粘膜を守る働きがあるため、夏バテで胃腸の調子が崩れてしまったと感じている方は、さといもを食べてみると良いでしょう。
旬の食材を食べて秋バテを乗りきろう!
今回は「秋バテ」の特徴と秋に旬を迎える食材の特長について紹介してきました。夏に受けたダメージをそのまま秋まで引きずってしまうと、「秋バテ」の症状が見られ始めます。少しでも不調を感じるときは、無理せずゆっくりと身体を休めましょう。秋の食材は豊富にあるため、体調が回復してきた頃に、さまざまなレシピで堪能してみてはいかがでしょうか。
オガライフライター aoi さん のプロフィール