冬におすすめの調理方法は『煮る・炒める・焼く』
皆さん、Aloha!オガライフライターのMasaeです。前記事では、冬の不調を改善するための食材についてお伝えしました。
冬は陽の性質のものを食べることが基本ですが、食べ物が体を冷やすか温めるかは、調理法で変えることもできます。冬におすすめなのは、『煮る・炒める・焼く』です。きちんと火を通して調理すれば、体を冷やす食材でも陽の性質にすることができます。例えば豆腐。これは比較的体を冷やす陰の食品と言われていますが、湯豆腐などのように、火を通せば陽に変化させることができます。
おすすめの黒い食材『黒きくらげ』
では、冬に摂りたい『黒い食材』の中から私がおすすめするのは、黒きくらげです。皆さんは、黒きくらげはお好きですか?私はキノコ全般大好きですが、特に黒きくらげの食感が大好きです。中華料理に使われることが多い黒きくらげを和風の煮物にも入れたりします。味に癖がなく、どんな料理にも合うので重宝しています。黒きくらげには、女性に嬉しい特徴があります。
・豊富な食物繊維により腸内環境を整える
・豊富なビタミンDがカルシウムの吸収を助け、皮膚や粘膜を強化して感染症を予防し、冬に増えるうつ状態を改善する
・含まれる鉄分により、貧血や血行を改善する
これ以外にもビタミンやミネラルを含んでいますが、カロリーも低く、イベントの多い冬の体重調整に持ってこいの食材と言えるでしょう。
簡単お手軽レシピ公開!『黒きくらげと卵の中華風炒め』
本日ご紹介するのは、『黒きくらげと卵の中華風炒め』です。黒きくらげはゴマ油との相性が良く、中華料理に使われることが多い食材です。ビタミンDは脂溶性ですので、油と合わせることで消化吸収も良くなります。
≪材料≫(2~3人分)
・乾燥黒きくらげ 15g
・卵 3個
・玉ねぎ 中1/2個
・ニンニク ひとかけら
・豆板醤 大さじ1(好みで増減してください)
・ごま油 適量
・塩 適量
・料理用純米酒 大さじ1
《作り方》
・乾燥黒きくらげを常温の水に1時間くらい浸して戻しておく。
・ニンニクはみじん切り、玉ねぎと戻した黒きくらげを5mmくらいのスライスにする。お酒と豆板醤を合わせておく。
・卵をボウルに割り入れ、塩をひとつまみ入れて割りほぐす。
・フライパンを熱してゴマ油を敷き、卵を炒める。半熟くらいに固まったらお皿にあけておく。
・フライパンを再び熱してニンニクのみじん切りを熱し、香りを出す。そこに玉ねぎと黒きくらげを入れて炒め、玉ねぎがしんなりしたら塩とお酒と豆板醤で味を調える。
・火からおろして卵と混ぜ合わせてお皿に盛って完成!
卵も、完全食品と言われる優秀な食品です。ホルモンや筋肉の元になるタンパク質をバランスよく豊富に含み、アミノ酸スコアは100。またビタミンC以外のビタミンをバランスよく含み、・カルシウムや鉄分などのミネラルも豊富です。卵は火を通すことで消化しやすくなります。手軽に作れるので、体調を整えたいときにおすすめの一品です。
気軽に追加できる黒いものを足して、冬を元気に過ごしましょう!
気軽に足せる黒い食材と言えば、海苔があります。黒きくらげや卵の鉄分を吸収するために必要なビタミンCが含まれていますし、海苔も常備しておくと気軽に『黒いもの』を追加できますね。冬は体内の巡りを意識して、黒い食材を積極的に取り入れて元気に過ごしてくださいね!