腸内フローラを味方につけて、免疫力を上げる方法についてご紹介します。

健康的な体づくり

春に向けて、腸内フローラを味方につけて免疫力をあげる食生活とは?!

投稿日:2018年3月18日 更新日:

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年末年始、みなさん食生活の様子はいかがでしたか?

 

私は忘年会だ!新年会だ!と外食が多くなり、お酒を飲む機会が増えてしまいました。

胃腸くん、肝臓くん、腎臓くん冬に蓄えた余分な栄養を消化すべき働きすぎの食生活。

少し食べるのを控えてほしいと内臓くんは言葉にして言えません。

私たちが気づいたときは、胃が重たいなぁ、体の疲れが取れないなどの症状を自覚した時ですね。

冬に蓄えた余分な栄養などを体は四季の春の時期に体の外へ出そう出そうとします。

そこで、この時期、冬に酷使した胃腸くんたちを労いながら、アレルギー症状をなるべく現れにくくするためにも、

腸内フローラ様にご活躍いただきましょう。

 

 

腸内フロ―ラ様を味方につけて免疫力をあげていこう!!

 

前回お話ししたおさらいを少しだけご説明しておきます。

腸は食べ物を消化し栄養・水分の吸収や不要な老廃物の排泄・免疫機能を担っています。

この腸で大活躍してくれているのが腸内フローラ様(腸内細菌叢)といいます。

そして人それぞれ腸内フローラ様のバランスは違います。

お肌が荒れやすい体質の人と、つるつる体質の人、太りやすい人と太りにくい人などで腸内フローラ様のバランスは少し違います。

人の腸をお花畑に例えるとチューリップとスイートピーと花見月とラナンキュラスと桜の割りあいがそれぞれのお花畑(腸)で違うといった形です。

このバランスの差でアレルギー症状が出やすかったり出にくかったりするわけです。

腸内フローラ様が、免疫力の高いや低いもコントロールしているわけですね。

ならば、腸内フローラ様をコントロールしたら免疫力の高い体質に近づけそうです。

胃腸は口から肛門まで外界を通じています。

なので外界からのアレルギー物質やウイルスなども体内へ入ってきます。

腸の粘膜には免疫組織があり、この組織と免疫力に関係する腸内細菌くんたちとで、有害物質を攻撃して体の外に出す働きをしてくれます。

この腸内細菌くんを増やすために普段から食事には気をつけたいところです。

 

 

具体的に免疫力を高める食べ物は?

 

前回お伝えしたことですが、食品添加物や農薬不使用の食材を選ぶことが腸内細菌くんたちは働きやすいのです。

そして腸内細菌くんたちを増やすにはたっぷりの食物繊維を摂ることです。

そこで今回提案するのは米ぬかです。

 

米ぬかには胚芽の部分に抗酸化作用のあるビタミン類やミネラル、体の毒素を出すフェチン酸なども成分や食物繊維がたっぷり含まれています。

ビタミンやミネラルは肌荒れなどを改善したり、食物繊維は便通を良くしたり整腸作用があります。

ここでもやはり無農薬で作られたお米の米ぬかが望ましいです。

米ぬかを使ったもので皆様がすぐに思いつくのは米ぬかでつけたお漬物です。

 

しかし今回は米ぬかの体に良いところを、そのままお食事に取り入れる提案をしたいと思います。

精米したときに出る米ぬかをそのままフライパンで2~3分煎ります。

これだけです。油はひきません。

煎った米ぬかをふりかけのようにいろいろな料理にふりかけます。

たとえばお味噌汁に少し、仕上げにまぶしても良いです。

我が家ではキャロットラぺの仕上げにまぶしたり、納豆にかけて食べるのが流行っております。

ご飯にふりかけても美味しいです。

 

 

腸内フローラは大事だけど、何事もバランスが大事…

 

ここで注意点が1つ。

一日の摂取量はスプーン2~3杯です。

摂りすぎると胃腸に負担をかけて、下してしまったり便秘になったりしてしまいます。

食事にプラスアルファ程度で取り入れてみてください。

便通が良くなったり少し肌艶が良くなったりしてきたら腸内フローラ様はご機嫌が良くなった変化かもしれません。

私は毎年花粉症で悩んでいましたが去年あたりから症状が改善しております。

今から免疫力を上げて腸内のお花畑を満開にして、楽しいお花見ができるようにご準備されてはいかがでしょうか?

 


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オガライフWriterのChikuさんのプロフィール写真

Chikuさん

リハビリ専門医療機関に8年勤務。 自身の体調不良をきっかけに自己免疫力の大切さに気付く。 現在、腸内フローラ移植専門クリニックで看護師として働く傍ら、身体に良いことや楽しいことを企画したり、参加したりしています。 マルチライフを楽しく過ごし、きらきらしながら年齢を重ねていけたら素敵だな~っと日々奮闘中!

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