[apss_share]
太陽のマルシェで世界を巡る
皆さん、Aloha!
前回に引き続き、太陽のマルシェのレポートです。
前回の記事はコチラ。
太陽のマルシェでは月ごとにテーマが設定されています。
そのテーマに合わせて出店されるブースもあり、それをチェックするのも楽しみのひとつです。
6月のテーマは『ワールド・マルシェ』で、普段なかなかお目にかかれないような遠い国で作られたものなどが販売されていました。
世界の中の日本に出会う
その中で、最初に目を引いたのは遠い国のものではなく、日本古来のものを扱った『SHAZ』というブース。
おふたりの凛とした佇まいが素敵でした。
お話を伺うと、ヨガや瞑想のインストラクターとして活動しながら、お祖母様から受け継いだ3ヘクタールの畑で、
日本人が長い間慣れ親しんできたヨモギやドクダミ、柚子などのハーブ類を種からこだわって無農薬栽培し、加工して販売しているとのこと。
私自身、オーガニックや無農薬にこだわるのは、健康はもちろんのこと、美しく在りたいという女性としての想いもあります。
実際に、できる限り無農薬の野菜を食べるようにしたら、吹き出物が劇的に減ったという経験があります。
早速ハーブソルトとオリーブオイルで野菜を和えていただきましたが、滋味がたっぷりの旬の野菜を簡単に美味しくいただくことができました。
マルシェで遠い国を知る
6月のテーマにふさわしく、世界との繋がりを感じるブースもありました。
セネガルに海外青年今協力隊で赴任したことがきっかけで、セネガルで作られたフェアトレード製品を取り扱っていた『jam tun』。
色鮮やかなカラーの布製品が並んでいました。
これらのものは、セネガルでの収入と雇用の確保のために現地で縫製しているそうです。
製品の輸入だけでなく、環境問題や自発的な経済活動のために、意識の啓発も行っているそうです。
この日ブースで販売に携わっていた皆さんは、かつてセネガルで一緒に活動していた協力隊員なのだそうです。
食材の活用方法を聞けるものマルシェならでは!
オリーブオイルを主に販売していたこちらの『カモマイルクラブ』では、
『オリーブオイルは、できれば試飲してから購入してくださいね』ということで、数種類のオリーブオイルを試させていただきました。
後味の最後にチリチリと感じるのは、エキストラバージンの証拠だそうです。
昨シーズンはオリーブの収穫量が少なく、オリーブオイルの価格が高騰していると聞きかじっていたので質問してみると、
『スペイン産はそうですが、イタリア産は例年通りですよ』とのこと。
オリーブの木に特有の病気があり、定期的に収穫量が少なくなる時期があるそうです。
オリーブオイルは癖がなくまろやかなもの、青みが尖っていてサラダに合いそうなものなど、じっくり味わってみるとそれぞれの特徴がよく分かります。
『加熱調理した場合は、最後に追いオリーブオイルをすると美味しいですよ』など、オリーブオイルを楽しむちょっとしたコツも教わりました。
見たことのない国を身近に感じるマルシェ
自分が手にしている製品が、世界のどこの国でどのように作られているか、現地の様子はどうなのかなどを聞けるのは、やはりマルシェならでは。
自分が購入したものが、どのように生産者に届いているのかなどを知って購入するのは、製品への愛着に繋がりますね。
次回も引き続き太陽のマルシェで出会った野菜のレポートをお送りします。
太陽のマルシェホームページ
http://timealive.jp/
お話を伺った出店者のホームページ
SHAZ
https://shaz-earth.shop/
jam tun
https://www.facebook.com/jamtun.africa/
カモマイルクラブ
http://www.chamomileclub-shop.com/index.html