PMS対策には、生活に工夫をプラスしよう!
前回の中編では、食事にフォーカスしてPMS対策をご紹介しました。今回の後編では、普段の生活に工夫をプラスしてPMSの症状を対策する方法をお伝えします。具体的には「運動」と「冷え症対策」です。どちらも生活に取り入れやすい対策ですので、ぜひ最後までご覧ください!
PMS期には運動を取り入れて症状を改善
PMSの症状は、運動で対策することができると言われています。ストレスを感じない程度の、あなたの体力に合った運動を取り入れましょう。特に有酸素運動が効果的であると言われているので、軽いジョギングやウォーキングがおすすめです。デスクワークが多い現代人は、大多数の人が運動不足です。本来人間の体はずっと同じ姿勢のままでいることに向いていません。そのため、運動を取り入れることは体のストレス発散につながるのです。ストレスを日頃から感じていると、PMS期の精神的な不調の手助けをしてしまいますから、PMS期の症状が出る前から運動を習慣化してしまいましょう。
ちなみに私は、運動がとっても苦手です…。ウォーキングすらストレスを感じてしまう私は、自宅でヨガやストレッチを取り入れることにしました。ヨガやストレッチを30分するだけでも、私の場合はPMS期のマイナス思考を少し改善することができていますよ!特に、マイナス思考のループに陥りやすいのは夜です。ヨガやストレッチをするなら、寝る前にリラックス効果が望めるポーズを取り入れてみてください。
PMSは冷え症対策をすることで緩和できる!
個人的にいちばん速効性があったPMS対策は、冷え症対策です。「冷えは万病の元」なんて言われていますが、本当にその通りだと思います。体が冷えていると血流が悪くなったり、イライラが止まらなくなったり、とにかくさまざまな不調が起こります。つまり体が常に冷えていると、PMSの症状を手助けしてしまうということ。PMS期はもちろん、普段から体をぽかぽかあたためましょう!
具体的には、常に腹巻をすることをおすすめします!夏でもぜひ腹巻をしてください。というのも、冷房の効いた部屋にずっといると、自覚はしていなくても体は冷えていることが多いのです。子宮周りを外からあたためてあげることで、婦人科系の不調を緩和しましょう。
腹巻の他にはレッグウォーマーもぜひ着用してください!足は血流が滞りやすいので、夏でも足が冷たい人は案外多くいます(私もです…)。レッグウォーマーを着用して冷えを対策することで、PMSの症状を対策しましょう。
まずは自分がPMSの症状を理解して対策をしよう!
PMS期の症状を緩和するために、運動や冷え症対策が効果的だと言われています。運動といっても過酷なほど体を動かさなくていいですし、冷え症対策も腹巻やレッグウォーマーを購入さえすれば、あとは着用するだけで済みます。どちらも簡単に生活に取り入れられるので、ぜひ実践してみてください!
PMSは多くの女性を悩ませているのにも関わらず、あまり認知度は高くありません。特に男性にはあまり理解されず、優しい女性ほど無理をしてしまいがち…。PMS期に寝込んでしまったり、イライラしてしまったりするのは、「甘え」ではありません。強いて言うなら、「PMSの対策方法を知らなかっただけ」。まずは今回のPMSシリーズの記事を読んでくださったあなたがPMSについて理解しましょう。そして、PMSが辛い場合は症状を対策したり、「申し訳ないけど、この数日間は体調が悪い日が続きそうです」と周りの人への声かけをしたりしてくださいね。
PMSについては症状の酷さは人それぞれです。時には婦人科にも相談して、一人で抱え込まないようにしてくださいね。今回お伝えした対策を取り入れて、お役に立つことができれば幸いです。
【PMS対策シリーズ】