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PMSで寝込んでしまう!?女性を悩ますPMSの症状と対策をご紹介!〜前編〜

投稿日:2019年10月9日 更新日:

生理前の不快な症状…もしかしたらPMSかも

「なんだかイライラする」「なんにもしたくない」「腰が痛い」などの不調があるとき、よく考えてみると周期的に生理前だった!ということはありませんか?そして生理開始とともに復調するなら、それはPMS(月経前症候群)の疑いがあります。PMSは男性のみならず、女性にすらまだまだ認知度が低いのが現状です。今回は前編・中編・後編の3記事に渡ってPMSの症状や対策を徹底的に紹介していきます!

毎月定期的に不調を感じている女性や、パートナーの旦那さん・彼氏さんにも読んでいただけると幸いです。

 

PMSで寝込んでしまう人もいる!?PMSの症状を紹介

PMSの症状は、大まかに精神面での不調と身体面での不調の二つに分類されています。主な症状は以下の通りです。

精神面での不調

  • イライラ
  • 不安になる
  • 無気力
  • 憂鬱になる

身体面での不調

  • 頭痛
  • 乳房痛
  • 下腹部痛
  • 腰痛
  • 体重増減

PMSの症状は個人差がかなり大きいのが特徴。ちょっとイラっとする程度で終わる人もいれば、激しいイライラがおさまらない人もいます。ここで挙げた症状に当てはまらない人もいます。PMSの期間は人それぞれですが、長い人だと2週間にも渡ってPMSの症状が続くこともあります。憂鬱で無気力になると、人によっては寝込んだまま動けなくなってしまうことも。それでも、ほとんどの女性は時間になれば出勤したり、家事をしたり、憂鬱な気持ちを抱えながら頑張って行動しているのです。

しかし、仕事に行く時間になっても起き上がれないなど、生活に支障をきたすようであればPMDD(月経前不快気分障害)が疑われます。この場合はすぐにでも婦人科を受診しましょう。

 

PMSは低用量ピルや漢方で対策できる!

PMSを確実に対策したいのであれば、低用量ピルが有効です。ピルと言うと避妊薬のイメージがありますが、月経に伴う不調を改善してくれるお薬です。 ピルはPMSのイライラなどを抑え、月経痛も軽くなるなど、メリットがたくさんありますよ。 ピルは市販されていないので、婦人科の先生と相談してください。

ピルの他に、漢方薬も有効です!「加味逍遙散」はイライラしがちな気持ちを抑制してくれるのはもちろん、生理不順や生理痛の緩和にも効果があると言われています。「当帰芍薬散」は頭痛・腰痛を緩和してくれる他、冷え症にも効果的です。PMSは冷え症を対策することも一つの手です。冷え症に関する対策は、PMSシリーズの後編で詳しくお伝えします!

精神面があまりにも不調である場合、抗うつ剤を処方される人もいます。抗うつ剤については断薬するときにつらい思いをすることが多々ありますので、慎重に医師と相談してください。

 

PMSの症状に一人で悩まないで!つらいなら病院で対策を!

PMSの症状は人それぞれ、症状の度合いも人それぞれです。「他の人はいつもちゃんと動いているのに、自分だけPMSを言い訳にするなんて…」と思わないでください!あなたがつらいと思うなら、つらいのです。無理をせず病院に行って対策しましょう。服薬することでPMSの症状がかなり軽減された、という人はたくさんいます。

私も毎回PMSに悩まされている女性の一人です。出産を経験してからより一層PMSに悩まされるようになりました。生理前に動くのが億劫になってしまい、子供にテレビを見せて自分はぐったりしている、「こんな母親で子供は幸せなのだろうか…」と悪い方向に考え事をする、の繰り返しです。

今回はPMSの症状と服薬による対策を紹介しましたが、次回以降は生活にちょっとした工夫を取り入れることでPMSを緩和する方法をお伝えします。中編では、生活の中でも食事にフォーカスして、PMS期に取り入れたい食材と、逆になるべく避けるべき食材を紹介します!


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オガライフWriterの沼 咲香さんのプロフィール写真

沼 咲香さん

都心のオフィスビルで毎日働いていたころに体調を崩し、オーガニックないろいろを取り入れ始めた結果、復調。 良い匂いが好きなのに、強めの香料が苦手。体が硬いのに、ヨガが好き。矛盾しているけれど、生活にうまく取り入れられるよう努力中! 編集・校正・ライターの経験を生かして、オーガニックライフなどについてたくさん発信していきます。

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