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ぜんぶ気圧のせいだ?!気圧に左右される女性の体調不良とは

投稿日:2020年3月12日 更新日:

女性の体調不良は気圧と関係がある

「曇りや雨の日は頭が痛くなるのよね…」
「雨の日には何年も前に骨折した足首が未だに痛むことがある…」
「雨の日は気持ちまで鬱っぽくなってしまう…」

症状は人によって異なりますが、女性の多くは曇りや雨の日、いわゆる低気圧の日において、心身になんらかの体調の変化を感じています。今回は気圧と女性との関係性、低気圧が女性に及ぼす影響、そして、体調不良の対策について調べていきたいと思います。

 

女性の体調不良と気圧の関係は自律神経に答えがあった!

そもそも、低気圧の影響を受けるのは、なぜ女性が多いのでしょうか?第一に、女性は筋肉量が少なく、気温の影響を受けて冷え症になりやすいことが挙げられます。頭の重さを支えられないため、首コリや肩こりが女性に多いのも頷けます。

第二に、女性ホルモンの影響が挙げられます。低気圧でなくとも、女性は普段から、PMS(月経前症候群)で片頭痛やイライラ、落ち込みなどの精神症状が起こります。40~50代の更年期にはのぼせやほてり、めまい、頭痛などのトラブルを抱えているケースが増えてきています。ただでさえ女性の体は、ホルモンバランスの変動によって1カ月の中でも体温が1~2%程度上がったり下がったりするので、男性よりも自律神経が乱れやすくなります。つまり、女性の体調不良の原因は低気圧と自律神経の乱れが重なり合った結果であるといえるのです。

 

気圧の影響を受ける自律神経の役割とは?

例えば心臓は、私たちの意志とは関わりなく動いています。また、気温が高くなると自然に汗が出て、体温を調節します。食べ物を食べると胃や腸が動き出す消化も、無意識のうちに行なわれています。これらはみな、自律神経の働きによるものです。自律神経とは、内外からの情報や刺激に対して、「体温調節」「呼吸」「血圧」「血流」「消化」「排泄」「免疫」「代謝」など生命維持に不可欠な機能を無意識的にコントロールしているものをいいます。

少し難しくなりますが、この働きは、ホメオスターシス(生体恒常性)という機能によるもので、自律神経はこのホメオスターシスを維持する働きをしている、生命維持には欠かせない神経です。ご存知の方も多いかもしれませんが、自律神経には交感神経と副交換神経という二つの神経から成り立っています。

◎交感神経

活動する神経。起床後から日中、身体の働きを活発にします。そして重要なのは、晴れた日や急に寒くなったとき、気圧が急変化したときに活発になります。

◎副交感神経

休む神経といわれており、身体を休めます。つまり、夕方から夜にかけて体をリラックスモードにすることによって睡眠へと導きます。特に大切なのは、朝から曇りや雨の日や、気温が上昇した日に活発に働きます。悪天候などのストレスに抵抗しようとすると、自律神経のうち交感神経が優位になります。すると、心身が緊張状態になるため代謝が滞り、さまざまな不調が起こりやすくなるのです。

 

低気圧と自律神経の乱れによる体調不良の症状と対策

低気圧は自律神経を乱し、様ざまな不調の原因となります。いくつかの症状と対策についてみていきましょう。

・気分の落ち込み、眠気、だるさ

低気圧により副交感神経が活発になると、気分が落ち込んだり、眠気やだるさが現れます。長雨が続く朝はいつまででも寝ていたい気持ちになりますが、寝すぎると副交感神経の活動度が上がってしまい逆効果です。まずは、いつもより少し早いくらいに起床して、赤や、ピンク、オレンジなどの暖色系の元気カラーの洋服をチョイスしてみましょう!朝食を作る、しっかりメイクをする、階段や徒歩で活動的に過ごすなどを意識して交感神経の活動度を上げていきましょう!前夜から天気予報をチェックしておくのも効果的です。

・片頭痛

片頭痛は、血管が拡張することで起きうる頭痛ですので、体を温めすぎない(血管を拡張させない)ことを心がけてください。この時ばかりは入浴でバスタブにのんびり浸かるのではなくシャワーで済ませましょう。また、低気圧が近づき、気圧が下がってきたときは要注意です。パソコンやスマートフォンはオフにして、光や音の刺激を遠ざけることも大切です。

・古傷の痛み、関節痛、腰痛、肩こり

低気圧に梅雨寒が重なると、古傷の痛み、腰痛、関節痛、肩こりの原因を引き起こします。特に生理期間中は痛みに敏感になっているため注意が必要です。冷たい雨に濡れたり、エアコンで体が冷えたりするとさらに症状が悪化します。体が冷えたら使い捨てカイロなどで患部を温めましょう。

・便秘

気圧の変化と雨による冷えからくるストレスで交感神経の活動度が上がってしまうと、排便を促す腸の蠕動(ぜんどう)運動は弱まり、便秘の要因になります。腸の蠕動運動は副交感神経が主導権を握っていますから、体を冷やし過ぎないこと、朝起きたらまずコップ一杯のなどの特徴がある人は気圧による影響を特に受けやすいので要注意です。白湯を飲み、腸を動かすことを心がけてみてださい。

 

女性の体調不良と気圧の関係性についてのまとめ

気圧の変化(特に曇りや雨の日などの低気圧)によって、女性は様々な不調を自覚していることがわかりました。また、その原因としては、自律神経の乱れが大きくかかわっていることもわかりました。今回の記事を参考に、自分と気圧との関係を見直し、どのような天気具合のときにはどのような対策をすればよいのか、すこしでも手がかりになると嬉しいです。とはいえ、体調不良のすべての原因が気圧であるとは言えません。症状が酷いときや、体調不良が長く続くときには、専門医や医療機関で受診し精密検査をするという選択肢も忘れないでください。

最後になりますが、慢性的な頭痛持ちの女性、季節の変わり目に体調を崩しやすい女性、乗り物酔いをしやすい女性、のぼせやすいが冷えやすい女性、デスクワーク中心の女性、中耳炎になった経験がある女性、顔がむくみやすい女性などは、特に気圧の変化による体調変化に気をつけてくださいね。


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Yukiko Ushiroyaさん

Yukiko Ushiroyaさん

精神保健福祉士としての勤務経験があり、特に女性のメンタルヘルスについての知識が豊富です。 自身がPMSに悩んだのをきっかけに、アロマの勉強をし、アロマテラピー検定一級の資格を取得しました。 これらの知識を踏まえつつ、常に新しい情報を発信していけるように日々を過ごしています。 資格: アロマテラピー検定1級 精神保健福祉士 認定心理士

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