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匂いに反応してしまいませんか?匂いと脳の深い関係について!
甘~いホットココアの香りをかぐと、私は決まって小学生の頃を思い出します。私は、朝が弱くてギリギリまで寝ていたのと、食が細くてなかなか朝ごはんが食べられなかったこともあり、毎朝、母が作ってくれていました。たまに冷たい生クリームがくるんとのっていたりすると、嬉しくて特別な気持ちになったのを鮮明に覚えています。
私の場合、言わば母のぬくもりまで感じてしまうのが、ホットココアの香りです^^
その香りは私にとって『母の優しさ』というタイトルで脳に保存されており、その匂いを嗅ぐ度に過去に脳内トリップするんです。
このように“匂い”は私たちの脳に記憶されている情報を、突如として呼び覚まします。街を歩いていると、よい匂いからそうでない匂いまで千差万別です。私達は様々な匂いと共に生活をしています。何気なくスルーしてしまう匂いもあれば、一つの匂いが記憶を呼び起こし、その時の気持ちを左右するものまで実に沢山です。ここで人間の脳の情報キャッチから、記憶になるまでのシステムについてご紹介します!
脳はどのように匂いを記憶しているのか?!
ご存知の通り私たちは味覚、聴覚、視覚、臭覚、触覚の5つの感覚を駆使し、外界からの情報をキャッチしています。感知した情報はいったん脳へ送られてから、記憶を司る海馬へ情報が運ばれて、唯一臭覚のみダイレクトに海馬へと情報が伝達されるのです。そのため、記憶に残りやすいと言われています。この人間がもっている臭覚という機能は、今では医療の現場でも活躍の場を広げているんです。
匂いのメカニズムを使った、メディカルアロマ
メディカルアロマがその一例です。アンチエイジングやメンタルケア等に、アロマをつかった療法が取り入れられる場面が日に日に増えてきています。大小関わらず、アロマを日常的に取り入れている方も多いのではないでしょうか?メジャーなところで言うと安眠に誘うといわれているラベンダーやゼラニウム、鎮静作用があるとされるティートゥリー等などが有名ですね。
もちろん好みは人それぞれですが、最近では専門店も多く増えたので、いろいろなアロマが簡単に手に入れることができるようになりました。アロマ好きには嬉しい限りです!
アロマキャンドルで癒し効果アップ!私のお気に入りはこれ!
私の場合は、ローズのアロマキャンドルを炊いてお風呂に入ると、かなり癒されます!家中の電気をぜ~んぶ消して真っ暗にし、キャンドルの明かりオンリーにします。この状態で、長いときは1時間くらい湯船に浸かっています。最初の頃は家族に見られると、「どうしたの?!」と驚かれたりもしましたが、今は暗黙の了解を得て、誰からも突っ込まれなくなりました(笑)まわりからどう思われても、私はこれがとっても好きなんです!
皆さんは自身が癒されたり、気分が高揚する“匂い”を知っていますか?
自分の心を喜ばせる“匂い”と出会えたら、それはきっとあなた自身のパワーになってくれると思いますよ。と言うことで、今宵も私はお風呂でキャンドルナイトを楽しみます。ホットココアを片手に♪皆さんも、よい夜を!