私が白髪染めにヘナを使い始めたきっかけ…
みなさん、Aloha!
早い方で20代から、そして30代からは多くの方が気にかかるようになる『白髪(しらが)』。その白髪の原因には、ストレスや睡眠不足、喫煙や飲酒や偏った食生活が影響していると言われます。特に女性は出産や閉経などの要因が重なって、白髪に悩む人が多いようです。外見にも影響しますし、仕方ないとは言えできれば出てきて欲しくないものですよね。私は30代半ばには白髪が目立つようになり始め、当初は市販のヘアカラーで染めていました。簡単に濃い目のブラウンに染まるものの、新しく伸びてきた部分とのコントラストがくっきり。
でも、頭皮や髪の毛へのダメージを考えると、月に1回以上の使用は避けたいと思っていたので、染めてから時間が経つと、白い部分を見てはイライラしていました。そんな私が市販の化学薬品の入った白髪染めを止めたきっかけは、2年前の脳神経外科手術でした。手術痕はちょうど左の後ろの髪の毛の生え際にあります。手術から1週間程度で抜鈎(ばっこう:医療用ステープラーの針を外すこと)しましたが、完全に傷口が塞がるのには半年程度かかると言われました。そのためなるべく傷口に触れても大丈夫な方法で染めたいと思い、それ以来ヘナで染めるようになりました。では、そのヘナとはいったいどのようなものなのでしょう?
ヘナっていったいどんなもの?
ヘナはヘンナとも呼ばれ、インドや中近東に自生するミソハギ科の植物の葉を粉末にしたものです。アーユルヴェーダでは薬草として使われています。
ヘナで白髪が染まるのはなぜ?
ヘナに含まれる「ローソン」というオレンジ色の色素はたんぱく質に絡みつく性質があり、これを利用して白髪を染めるのです。
この色素がコーティングとなり、ヘナで染めた髪の毛はハリやコシが出ます。ヘナだけで染めるとオレンジがかった染め上がりになりますが、染まるのは白髪だけ。もともと黒い髪の色は変わりませんので、ご安心くださいね。白髪を暗めの色に染めたい場合は、木藍(もくらん:インディゴ)入りのものなどの使用がお勧めです。
私は、加入している生協で取り扱っているナイアード社またはグリーンノート社のヘナを愛用しています。好みの染め上がりに応じて、色を選ぶことができます。そして、せっかく髪の毛や頭皮に優しい素材で染めるのですから、化学薬品が入っていないか、原材料もしっかりチェックしましょう。
実際にヘナを使ってみてまわりの反応は…
私はヘナを使い始めてから、健康な髪の毛を褒められることが増えました!
ヘナの細かい粒子がクレンジングの役目も果たし、髪の毛だけでなく頭皮の健康も維持することができると言われています。ただし、パーマはかかりにくくなりますので、その点はご承知おきくださいね。このように良いことづくしのヘナですが、染め上がりが弱いとか、染めるのが面倒くさいという話も聞きます。
次回は、私が染め色を維持している簡単な方法をご紹介します。