恐ろしいほどの生命力がある、どくだみ!
庭に自生している場合もありますが、元々は生えていなかったのにある日気づいたら繁殖していた。
しかも、草むしりをしても減らない…この生命力の強さはいったい何なのだろうか。実は、他の植物と比べ非常に強く根や茎が残っていれば年を追うごとに広がり繁殖をし続け、駆除するのは非常に大変です。そして、ちょっとニオイも気になるかも…。
我が家も隣家からどくだみの根が侵入してきて大変なことになっています(笑)
健康茶を作ろうとして「どくだみ」を庭に植えるのはやめましょう。自己管理の可能なプランター位の広さまでにしておくのがオススメです。
どくだみ茶は健康にいいの?
若くても成人病になったり体調を崩したりと、現代人はストレスにもさらされています。
どくだみは、デトックス効果が高いと言われていますので、健康維持にはちょうどいいかもしれませんよ。多くの効果が期待されているどくだみ、上手に活用したいですね。
どくだみ茶の成分って?!
カリウムが多く含まれていて、余分な体内のナトリウムを排出するお手伝いをしてくれます。
美味しく感じる食べ物、ファストフード・加工品などには多くの塩分が含まれています。塩分取り過ぎは高血圧の原因ですから健康なうちから摂取しておくのは重要な事ですね。
また、どくだみのデトックス効果で不要な水分を排出してくれます。クエルシトリンという成分が豊富に含まれていて、胃の炎症などに効果を発揮してくれます。ストレスってなどによる胃の傷に対しても効果抜群らしいです。
ちょっと注意が必要な利尿作用!
強い利尿作用がありますので、おトイレが近くなってしまうかも?
高齢者・腎機能に疾患がある方・利尿剤を服用中の方には注意が必要です。
健康茶に最適!オーガニック「どくだみ茶」を作ってみよう!
<採取に適した時期>
白い花が咲く5月~8月頃
※素手でさわると痒くなったりする場合がありますので、手袋をすることをオススメします。
※車道沿い、農薬散布されていそうな場所に生えている「どくだみ」はやめましょう。
<お茶になるまでの手順>
1:根元より少し上から、カットします。(多少花が付いていてもOK)
2:土などが付いているので、綺麗にするために良く洗いましょう。
3:すぐに乾燥させます。2~3本の束にして、根元をひもでしばって日陰につるしましょう、3~5日位でパリパリに乾燥します。
4:パリパリに乾燥させた「どくだみ」を適当な大きさにはさみでカットします。
5:フライパンで弱火にして炒ります。ここでしっかり乾燥できれば完成です。(あら熱を取ってから、タッパーやガラス瓶などに乾燥材などと一緒にいれて保存)
6:飲むときは弱火でじっくり煮だすといいでしょう。色が変わりやすいので飲む分だけにしましょうね。
※水500~600ミリリットルに、どくだみ10グラム位。
※煮だすときに利用するときには鍋でOK。(ホーロー鍋・耐熱ガラス)
ただし、鉄製や銅製の鍋やヤカンはNGです。
どくだみに含まれるタンニンという成分が金属と反応して成分が変質してしまうので利用しない様に!!
どくだみ100%のお茶は、とっても苦いかもしれません。私も、最初は苦くて、麦茶などとブレンドして飲んでました。でも、飲み過ぎると下痢になってしまうこともあるようなので気をつけながら飲みたいですね。
では!また次回^^