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そもそもヴィーガンとは?
ヴィーガンという言葉をご存知の方はまだまだ少ないです。
ヴィーガンというのは、厳格な菜食主義というイメージが強いですが、本来の意味は少し違います。
ヴィーガンの語源はラテン語の「vegetus」に由来し、「健全な、新鮮な、元気のある」という意味です。
現代の食文化では、添加物、農薬、海外から輸入された食品など不自然な食品が日常になっています。
また、ヴィーガンは、単に動物愛護だけのために菜食主義になることではないのです。
私は、人間本来の食生活や健全な地球環境を取り戻すことを目的としなければいけないと考えています。
私がどのようにヴィーガンになったのか?!
私はまず、牛肉をやめました。
牛肉が入っている加工食品やお菓子の中のビーフエキスを排除した食生活を実践したのです。
買い物をするときに原材料を確認して、これは大丈夫、これはダメなど選別をして買うようにしました。
でも、外食するときには、ビーフエキスまで確認することはなかなか難しいですよね…。
そこで、ビーフバーガーではなくチキンバーガーやフィッシュバーガーを選ぶようにしました。
3ヶ月程で牛肉なしの生活に慣れたので、次は豚肉をやめてみました。
このときも豚肉やポークエキスを確認して入っていないものを買うようにしていました。
また、コラーゲンも豚由来のものがほとんどと知り、コラーゲンの入ってないないものを買いました。
私の場合、3ヶ月程で牛肉と豚肉なしの生活に慣れ、今度は鶏肉をやめました。
鶏肉とチキンエキスが入っているものを確認して入ってないものを買い、今までと同じように3ヶ月程で慣れました。
最初から計算すると1年程でだんだん肉類をやめていくイメージです。
体への変化はあまり分かりませんでしたが、ごはんを玄米に変えてからは味噌や納豆が合うので、肉のない主菜に物足りなさはあまり感じませんでした。
大豆ミートや豆腐でそぼろ肉や唐揚げなどを作って食べていたのも、良かったかも知れません。
畜産肉は抗生剤や成長ホルモンなどの注射により牛や豚、鶏が改良されているそうで、現代の子供たちの生理が早まったり、病気の原因になることもあるそうです。
また、動物たちを飼育するために使う土地のために森林伐採をしたり、動物たちに与える水や飼料を育てるための土地や水など地球環境への悪影響が問題になっています。
肉類をやめたあと、今度は魚をやめました。
実はもともと魚が苦手だったこともり、お寿司などはそもそも食べていませんでした。
ただ、貝やイカやエビは好きだったのでこれは今でもたまにイカやエビを食べたい!と思うことがあります。
好きなものをやめるのはストレスがかかりますし、楽しめないのなら無理にやめなくてもいいと思います。
私の場合は、食べるかもしれないけど1回全部やめてみよう!と決めていたのでストレスを感じながらもやめました。
あと、けっこうツナ缶を多用していたのでツナ缶もなかなかやめられなかったです。
ひよこ豆を潰して塩味をつけるとツナのような風味になるのでおすすめですよ!
意外と良さそうなおせんべいなども鰹出汁などが入っていて加工食品も食べられなくなるものが多くなりました。
最終的に魚もやめるのに1年くらいかかりました。
魚に関しては、マイクロプラスチック問題がありますね。
魚を捕食できない乳飲み子のクジラの体内からプラスチックが発見されたそうです。
これはプラスチックが海洋を漂っているということです。
養殖の魚も畜産肉にも同じようなことが言えます。抗生剤や成長ホルモンなどの薬が使用されている状況、環境などにも目を向けるべきだと思っています。
私が最後にやめたのは乳製品です。
乳製品は大好きなお菓子やチーズにほとんど使われていました。なので、お菓子をやめることになるのでかなり難しい問題でした。
お菓子の中でも、チョコレートを毎日のように食べていましたのでまずチョコの代わりになるものを見つけないと無理だと考えたんです!
チョコレートの代わりを探し中で出会ったのが、甘酒!
甘酒に出会ったことにより、やめられると感じました。
甘酒にオーガニックのカカオパウダーを混ぜると、まさに生チョコのようになるのです!
これを食べるようにしてチョコをやめることができました。
そして、白砂糖もやめました。
生成された食品、白米や白砂糖、小麦粉などは血糖値を急上昇させ体に負担が大きいのです。
白砂糖は精製過程で牛の骨を使用するそうなので、動物性を排除するにはこれもやめる必要がありました。
ここまで肉や魚をやめて乳製品もやめたのですが、私が一番体への変化を感じたのは白砂糖でした。
3ヶ月ほど経ち体から白砂糖が抜けたのか、頭がスッキリして冴え渡り体もピカピカに変わった感覚がありました。
ヴィーガンになって変わったこととは…
私はヴィーガンになるには3年かかりました。
導入される方それぞれのパターンがあるので、すぐに変われる方もいらっしゃると思います。
ヴィーガンはコンビニで売っているものを摂取しにくくなったりもしますが、豆腐や大豆ミート、ひよこ豆やカカオパウダーなど工夫次第で大満足なごちそうがたくさん食べられます。
また、今まで何も気にせずに食べていたものをやめると、食べたいという気持ちもなくなってきます。
いったんヴィーガンになると、今度はヴィーガンでないものやヴィーガンでない方へ、少し厳しい評価をしてしまうことがあるかもしれません。
そんな時はどうやってヴィーガンになっていったかを思い出して、その時系列に自分やいろんな方の体験談を当てはめてみるとその方の気持ちが理解できると思います。
ヴィーガンの願い
私はヴィーガンになってよかったと感じていますが、ヴィーガンを押し付けたり楽しめない方へ無理を強いることはしたくないと思っています。
動物や地球が幸せになるのはもちろん、自分も幸せになりたいしみんなが幸せだと思い、感じる世界になればいいなと思います。
ヴィーガンになることが苦痛でしかないと思ってしまう方の気持ちを、どんどんほぐしていけるように楽しいことを発信していきたいと思っています!