冬の野菜が高騰!野菜不足を解消するためにオススメの干し野菜の活用についてご紹介します。

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野菜が高くて買えない、どう乗り切る?干し野菜のススメ!

投稿日:2018年3月2日 更新日:

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今年の冬の深刻な野菜高騰、どうやって乗り切る?

 

みなさん、Aloha!

今年は年明けから野菜が高騰していますね。

「毎日しっかり野菜を摂りたいけど高すぎる!」という声をあちこちで耳にします。

特に冬が旬であるはずのキャベツや白菜など、葉物野菜が高騰しています。

これは昨年の台風や、最強寒波と言われるこの冬の冷え込みの影響なのだそう。

人間は自然には抗えませんから、工夫して乗り切りたいところです。

 

そんなときにお勧めなのが、「干し野菜」です。

特売のときにまとめ買いした野菜や、使いきれずに少し残ってしまった野菜などを干し野菜にすれば、

嵩(かさ)が小さくなって保存性も増すのでお勧めです!

 

 

干し野菜のメリットは?

 

干し野菜ですぐ思い浮かぶのは、「切り干し大根」「干ししいたけ」「干し芋」などですね。

これらはスーパーマーケットなどでも簡単に手に入りますし、常備しているご家庭も多いと思います。

私は、先日無農薬のミニトマトをたくさん入手したので、ドライトマトを作りました。

私の住む東京の冬は晴れて乾燥した日が続きます。

また気温も低いため、干し野菜を作るにはもってこいです。

 

保存性以外にも、干し野菜にはメリットがたくさんあります。

 

1 ビタミンやミネラルが増える
水分が抜けてビタミンやミネラル、食物繊維が増えます。
特に切り干し大根は、生に比べてカルシウム量が格段に増えます!

 

2 ビタミンDが増える
カルシウムの吸収に欠かせないビタミンD。
紫外線に当たることによって体内でも生成できますが、最近の美白ブームで不足している人が多くなっているのだとか。
きのこ類を天日干しにすると、ビタミンDが増えるので、効率良く摂取できます。

 

3 酵素の働きで旨みが増す
天日に干すことによって活性化する酵素の働きで、でんぷんが糖に変化して旨みが増します。
また、グルタミン酸なども増えますので、スープの具にそのまま使えば出汁も出て一石二鳥です。

 

4 生姜はショウガオールが増える
冷えを改善するショウガオールは、生姜を乾燥させるとできる成分です。

 

等々、たくさんのメリットがあります。

 

 

簡単にできる干し野菜の作り方

 

冬野菜の定番の大根や人参は、7~8mm角の拍子木切りに、牛蒡(ゴボウ)は太目の千切りに、レンコンは輪切りにして、

ざるなどに広げて干します。

水分の多い大根などは干すと嵩(かさ)が10分の1くらいになりますので、乾いたときにざるの目からこぼれるのを防ぐために、

ある程度大きめに切りましょう。

 

干し芋は、サツマイモを蒸して、熱いうちに皮を剥き、厚さ1cm程度の斜め切りにして干します。

ホームセンターで干し網が7~800円程度で購入できますので、それを利用するのもお勧めです。

 

寒い時期の干し大根は、真っ白に仕上がります。

 

干し芋をしっとり仕上げたい場合は、干すのは3日間程度で。

それ以上干すと固く仕上がります。

 

 

干し野菜で賢く野菜を摂ろう!

 

野菜を干すのは冬場の乾燥した時期や、梅雨明けの晴天が続く時期がお勧めです。

ほとんどの野菜で干し野菜ができますので、多く出回る時期に作っておけば、野菜の高騰期でも上手に野菜を摂取することができますね。

セミドライに仕上げたものは冷蔵庫での保存がお勧めです。

春先までは、野菜の高騰が続く見込みだそうですので、余った野菜も無駄にせずに、賢く日々の生活に取り入れたいですね!


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オガライフWriterのMasaeさんのプロフィール写真

Masaeさん

20代でハワイに魅せられて、20年に渡り40回以上ハワイを訪れる。 フラ歴16年、ハワイ検定上級取得。5年に渡る闘病生活と13年間の医療機器市場での勤務経験から、体を作る食事作りに目覚め、オーガニックやハワイアンの知恵を日常に取り入れながら、楽しく美しく生きることを実践中!

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