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シンガポール初の世界遺産『シンガポール植物園』
皆さん、Aloha!オガライフライターのMasaeです。皆さんは、植物はお好きですか?植物は古くから薬として活用されてきました。近年では森林浴の効果など、人の健康的な生活への影響が注目されています。私も植物が好きなので、植物園を訪れることが旅先の楽しみのひとつとなっています。今まで国内外のいくつもの植物園を訪れましたが、その中でもかなりお薦めなのが、シンガポールにある『Singapore Botanical Garden(シンガポール植物園)』です。ここはシンガポール初の世界遺産としても知られています。
乗り継ぎの空き時間も有効活用できるシンガポール
東南アジア方面に渡航する場合、シンガポールで乗り継ぐことも多いと思います。シンガポールは国の政策により、短時間の出国も楽にできますし、空港から中心街や観光名所へのアクセスもMRT(電車)で簡単に行けるため、シンガポールは乗り継ぎ時間を有効活用しやすい都市です。2019年4月にできた空港直結の複合施設『JEWEL』で遊ぶのも良いのですが、5時間くらい乗り継ぎ時間があるならば、『シンガポール植物園』を訪れてみてはいかがでしょう。空港からMRTを使って約30分で行くことができ、一部を除いて無料で開放されています。
シンガポール植物園には充実した植物展示の数多くあります
シンガポール植物園にはゲートがいくつかあり、それぞれアクセス方法が異なります。今回はMRTのBotanical Garden駅直結のBukit Timah Gateを利用しました。
駅の出口から出ると、あいにく降り出してきた雨に遭いましたが、熱帯の雨は長くは続きませんので、門から中に入って行きます。
門から歩いて3分ほどの場所にビジターセンターがありますので、そこに寄って見どころを教えてもらったり、園内マップをもらったりすることができますので、立ち寄ることをお勧めします。
係員に3時間くらい時間があると伝えると、一番のお勧めは、『ここは有料だけど』と前置きしながらも、やはり『国立蘭園(National Orchid Garden)』でした。それと新設された『民族学植物園(Ethnobotany Garden)』もお勧めされました。
シンガポール植物園の見どころは『国立蘭園』
シンガポールの国花はVanda Miss Joaquimという蘭というだけあり、シンガポールでは蘭の栽培や品種改良がとても盛んです。国立蘭園は、この植物園の中でも唯一有料のエリア(SG$5)ですが、ビジターセンターでもお勧めするだけあって、とても見応えがあります。
品評会で受賞した蘭を展示しているコーナーでは、見事な欄を鑑賞することができます。
人間と植物の関りを学べる『民俗学植物園』
お勧めされたもうひとつの展示コーナー、民俗学植物園のテーマは、『ジャックフルーツと人間の生活の関り』がテーマでした。このテーマは定期的に変わるようですので、何度訪れても楽しそうです。
その他にも見どころ盛りだくさんのシンガポール植物園
ご紹介した以外にも充実した展示があります。薬用植物を集めたHealing Garden、毒のある植物だけを集めたコーナー(要予約、必ずアテンドが必要)、日本でも大人気のプルメリアを集めたFrangipani Garden、良い香りの植物を集めたFragrant Gardenなど、植物好きなら1日いても飽きることはないと思うくらいの内容です。
また、芝生エリアも広く、晴れた日にはランチを持ってのピクニックもできます。道は舗装されたところがほとんどですのでとても歩きやすいのですが、とにかく広い!ぜひ、歩きやすい靴でお出かけくださいね。
シンガポール植物園公式HP
https://www.nparks.gov.sg/sbg