ヨガ・アーユルヴェーダを楽しむライフスタイル

内臓を養生!寒さに負けない冬の季節におすすめのヨガポーズをご紹介!

投稿日:2019年11月17日 更新日:

寒く乾燥する秋から冬は肺と腸を養生する季節

日に日に気温が下がり、冷え込みが厳しくなってゆくこの秋から冬の季節。東洋医学では、秋は肺(呼吸器)とその対になる臓器、腸の養生をすると良いと言われています。秋は寒さ、乾燥が気になる季節。肺や呼吸器は潤いが大切ですが、乾燥しやすいこの季節にはどうしても弱くなりがちです。喉の痛みや、寒さから背中が丸くなり胸が縮こまると呼吸も浅くなります。

体調を崩しがちな季節ですが、弱くなりやすい体の部分へとアプローチして、寒さに負けない元気な体を保ってゆきましょう!今回は秋から冬の季節におすすめのヨガポーズをご紹介します。

 

肺と呼吸器に良い胸を開くヨガポーズ

肺や呼吸器に良い、胸を開くヨガポーズをご紹介します!

スプタバッタコナアーサナの説明
『胸を開くブロックを使ったスプタバッタクコナアーサナ』
※ヨガブロックを2つ使います。ない場合は毛布などロール状に巻き、そこに上半身を預けるように代用できます。

  1. ヨガブロックを2つ、アルファベットのTの字になるようセットします。
  2. T字の横棒のブロックには後頭部、立て棒には肩甲骨の間の背骨が当たるように、上半身をブロックの上にあずけてゆきます。(T字の間は人によりスペースの開き具合が変わります、ブロックの位置を調整しておこないましょう。)
  3. 下半身は足を真っ直ぐ伸ばしたままでも良いです。足裏を合わせ膝を外側へ開いた(バッタクコナアーサナ)形でも構いません。
  4. 上半身は腕を体から少し離し、耳から肩を遠ざけるように肩の力を抜きます。

ブロックが胸や肩を広げ、呼吸がしやすくなりとても心地の良いポーズです。肩こりや背中の強ばり、猫背の方にもおすすめです。

 

胸を開き、腸や内臓を刺激するひねりのヨガポーズ

アルダマタツェンドラーサナの説明

  1. 両足を真っ直ぐ伸ばした座った状態からはじめます。
  2. 右膝を曲げて立て膝をつくり、足裏を左足の外側へ置きます。
  3. 右膝を左の腕で抱え、吸う息で背筋を伸ばします。
  4. 吐く息で上半身を右側へひねります。数呼吸おこない、反対側も同じようにおこないます。

ポイント!
背中が丸まりやすいので、吸う息で背筋を伸ばし、吐く息でウエストの下から少しずつひねりを深めてゆきます。
ひねったときに後ろの肩をますます後ろへ、視線もその先へ送ると、胸や肩の広がりを感じます。内臓回りをひねることで刺激を与え、内臓へ巡る血流を促し働きを良くします。

 

秋から冬の季節にヨガで体と心を整えましょう!

今回ご紹介した2つのポーズは、仰向け、座った状態ですが、どちらも簡単で初心者の方にもおこないやすいポーズです!
これらのポーズをおこないながら、ぜひ呼吸も意識的におこなってみて下さい。吸う息が体を広げてゆく、開いてゆくようなイメージで、吐く息は体の中を空っぽにするように吐ききってみる。呼吸がヨガのポーズを深めてゆく、手助けをしてくれます。寒さから縮こまり気味の体を心地よく動かし、風邪に負けない体をご自身で作ってゆきましょう!


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オガライフWriterのyukaさんのプロフィール写真

yukaさん

学生時代に園芸療法、福祉を専門的に学び、卒業後に環境に配慮したガーデンショップに勤務。その後自然食品店や、カフェでの勤務も経験。 家族の心の病をきっかけに『なにかを付け足すのではなく、今この瞬間を幸せに』ありたいと感じ、ヨガを学び全米ヨガアライアンスを取得。現在はフリーランスのヨガインストラクターとして活動中。 取得資格 全米ヨガアライアンス200時間 シニアヨガ指導者養成講座 ヴィンヤサフローヨガ指導者養成講座 福祉住環境コーディネーター2級 自然観察指導員

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