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梅雨を快適に過ごすための対処方法について
皆さん、Aloha!オガライフライターのMasaeです。前編の記事では梅雨に起こりがちな体調不良の主な原因を書きました。これから迎える梅雨の時期を、少しでも快適に過ごすお手伝いができるように、今回は梅雨の時期に起こりやすい体調不良の対処方法をお伝えしたいと思います。
梅雨の体調不良を解消するために-その①ビタミンDを摂る
ビタミンD不足は、ビタミンDを含む食材を食べることで解消できます。動物性の食品の場合は、魚に多く含まれています。サケ、サンマ、イワシ、カツオ、マグロ、カジキ、ブリ、サバなどの魚や、あん肝などの魚の内臓、鶏卵などです。
植物性の食品ではシイタケやキクラゲ、マイタケなどのキノコ類で、干しシイタケは食べる前に天日に当てるとビタミンDが増えます。梅雨の晴れ間に少し日に当ててから調理してください。また、ビタミンDは脂溶性のため、油で調理すると吸収されやすくなります。梅雨の時期に限らず、日焼け止めをよく使う日本女性はビタミンD不足気味になっていると言われていますので、気になる場合はぜひこれらの食材を活用してみてくださいね。
梅雨の体調不良を解消するために-その②水分の偏りを改善する
体内の水分の偏りを解消するためには、体をしっかり動かすことが大切です。雨が続くと体を動かすのがおっくうになりがち。湿度が高いと汗をかくことを避ける人も多いのですが、梅雨時に体がむくむ人は体内の水分が過多になっていますので、積極的に体を動かして汗をかきましょう。ステイホーム期間でジョギングの習慣がついた方は、雨の止み間を利用して続けてみてはいかがでしょうか?
また、暑くなる時期に敬遠しがちな入浴もお勧めです。過多になった体内の水分は冷えの原因になるため、半身浴でじっくり汗をかいて、余分な水分を排出しましょう。そして、生姜、玉ねぎ、レンコン、ごぼう、にんじん、かぼちゃ等の根菜類、味噌、醤油、納豆、豆乳、きな粉等の大豆由来の食品など、陽性の食物を摂ることもお勧めです。梅雨の時期は冷房も使われ始め、体の内と外の両方から冷えることが多いので、冷えを解消することはとても大切です。
梅雨の体調不良を解消するために-その③自律神経を整える
気圧の低い状態は人間の力ではどうにもなりませんが、自律神経を整えて影響を減らすことを心がけると良いと思います。自律神経を整えるためには、規則正しい生活が一番大切です。そして質の良い睡眠を十分にとることです。朝は42℃くらいの熱いシャワーで交感神経をオンにし、夜はぬるめのお風呂にゆったり浸かって副交感神経優位に切り替えます。このように1日のリズムを整えましょう。
乗り物酔いしやすい自覚のある人には、耳周りのマッサージも効果があります。耳たぶを軽く引っ張って回したり、耳の後ろを軽くマッサージしたりして、リンパの流れを促します。低気圧による体調不良には、乗り物酔いの薬が効くこともあるようですので、あまりにひどい場合は医師の診察を受けることも検討してください。
毎年悩まされる梅雨シーズンを楽しく過ごすために
ご紹介した梅雨の体調不良の対処方法は、簡単なようでいて、意識しないとなかなかできないものです。特に気分が落ち込みやすい梅雨時には、普段以上に心がけてみてくださいね。そして、梅雨時ならではの楽しみを見つけるもの大切だと思います。アジサイの花を育ててみたり、ステイホーム期間でみつけたおうち時間の楽しみ方をさらに追及してみたりなど、ほんの少しの工夫で、憂鬱な梅雨を楽しい時間に変えてしまいましょう。