目次
頑張り屋さんほど呼吸を意識!ココロと呼吸の関係
今回はココロと呼吸を意識したお話しをご紹介したいと思います。東洋医学では、春に頑張った「肝臓」からバトンをうけて「心臓」が頑張る季節。自然界もカラダも大きく巡り出す夏の季節がやってきました。夏は今までの殻を破って新しい自分を見つけて発展・成長させていくタイミングにも良いとされています。
ただ、春からの新しい生活で頑張り続けている方は少しココロの疲れも出やすかったりすることもあります。もし、気になる方は、呼吸を意識してみてください。頑張り屋さんほど呼吸が浅く、肩で呼吸している方が目立ちます。そんな頑張っているかたへ、今回はココロもカラダも緩み呼吸がしやすくなるヨガストレッチをご紹介します。
実践!ゆっくり呼吸をしてみよう!呼吸とからだの緩みを感じてみましょう!
この記事を読みながらでも、リラックスタイムでも実践できるタイミングでぜひやってみてください。呼吸をしよう!という意識よりも呼吸がカラダに入ってくる『イメージ』をすることが大切◎ご自分のカラダの動きに気づきを向けてみて下さい。
・鼻からゆっくり吸って、ゆっくり大きく口から吐ききります
・もう一度鼻から吸う息、下腹部からふくらみ、お腹、胸・背中・鎖骨のあたりまでふくらんでいきます
・吸いきったら、口からゆっくり吐きましょう
・カラダや肩の力が徐々に抜けいくのを感じてみましょう
息を吐ききることで肩が自然と下がっていくと思います。私も日頃やっている呼吸で、カラダのこわばりや、力み、イライラしてるな、と感じた時に実践しています。緩む気持ちよさを感じることができるのでおすすめです!
疲れた日のおウチケア!ココロとカラダが緩むヨガストレッチ
・体側伸ばし~バリエーション~
①あぐらの姿勢で座ります。(あぐらが辛いかたは正坐でも椅子に座った状態でも◎)
②座骨を立てて座り、背を伸ばします。
③右手を床につき、吸いながら左手を天井に伸ばし吐きながら右に倒します。
④③の状態から上に伸びている手を後ろに引き胸を天井方向に向けてみましょう。
※ポーズがつらい時は無理をせずに呼吸を優先させてください。
⑤左体側が伸びている感覚と、左側の肺が呼吸でマッサージされているイメージをしましょう。ゆっくり3〜5呼吸程おこないます。つらいようであれば回数を減らしてください。
⑥吸いながらゆっくり体を戻し、手を床におろします。
※反対側も行いましょう。
・肩甲骨を動かして胸を開くストレッチ
①あぐらの姿勢で座ります。(あぐらが辛いかたは正坐でも椅子に座った状態でも◎)
②吸って腕を広げ、吐きながら自分自身を抱きしめてあげるようにカラダを丸め呼吸を吐き切ります。この時、背中、肩甲骨を広げるイメージです。
③吸いながら姿勢をもどしカラダの後ろで手を組みます。
④吐きながら手を後ろに引いて肩甲骨を寄せ、カラダの前面を広げます。
⑤②〜④を何回か繰り返してみましょう。3~5回程
頑張りたいときこそ カラダとココロにスペースを!
今回は夏の初めのヨガストレッチという事で、呼吸のお話などをお伝えしました。ここからの季節はカラダは発散し、ココロはワクワクドキドキしやすい時期。新しい目標や、頑張りたい事が出てくる事があるかもしれません。大切なタイミングで自分のココロが窮屈になっていたり、カラダが不調だったら頑張り切れませんよね?だからこそ自分の中のスペースはとても大切!ゆっくり呼吸をして胸を開き、カラダを動かし発散させる習慣をつけ新しいものが入るスペースをご自身で作っていきましょう!
オガライフライター Sakiko Ishii さん のプロフィール