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土用の丑の日はウナギ?だけではない!
7月30日は土用の丑の日です。『土用の丑の日』と聞くと、ウナギをイメージする方が多いと思います。しかし『土用の丑の日=ウナギ』だけでは無く、実はウナギ以外にも土用の丑の日に相応しい食べ物がたくさんあるんです。これを聞いてちょっと驚いた方や、私のようにウナギに抵抗がある方は嬉しいと思ったのではないでしょうか?そこで今回は、土用の丑の日に相応しい食べ物は何か?さらには、おすすめの食べ方も紹介していこうと思います。
土用の丑の日に食べる食材は、「う」のつく食べ物を。
土用の丑の日に相応しい食べ物として、「う」のつく食べ物が良いと言われています。したがってうなぎ以外に「うどん」「牛肉」「梅干し」がおすすめです。これらの食材は、暑さで食欲がない時にピッタリで尚且つ栄養豊富な食材ですので、ぜひ土用の丑の日に食べてみてはいかがでしょうか?では3つの食材が土用の丑の日に相応しい理由と、アレンジレシピを紹介していきます。
1 うどん
まずはうどん。うどんは消化吸収が良く、夏のエネルギー補給としてピッタリです。素うどんとしていただくのも美味しいですが、夏バテ予防に豚肉を混ぜて肉うどんにしてみたり、納豆やオクラを混ぜてネバネバうどんうどんにしたりと、ちょっと一手間加えてみるのも良いでしょう。
2 牛肉
牛肉(うし)も「う」のつく食べ物として相応しいと言われています。牛肉といえば牛丼が手軽ですが、夏バテ予防としてたっぷりのお野菜と牛肉のピリ辛炒めなんていかがでしょうか?お野菜に含まれるビタミンは、疲労回復の効果がありますよ。
3 梅干し
梅干しも暑い夏にはピッタリの食べ物。暑い夏の日は食欲不振になりがちですが、梅干しを2個食べることで食欲が回復するといわれています。したがって梅干しは、夏バテ防止にぴったりの食べ物なんですね。ちなみに梅干しに含まれるクエン酸やマグネシウムには、胃腸の調子を整える作用がありますので、便秘対策にも効果的!
実は「しじみ」も土用の丑の日に相応しい食材?
ウナギは江戸時代初期から伝えられていた食材ですが、実はもっともっと前から土用の丑の日に相応しい食べ物として、しじみも伝えられてきました。さらにウナギは高価な食材なので簡単に買えないということから、しじみが主流になっていたとも言われているんですね。しじみは栄養価が高く、さらに肝臓の機能を助ける作用を持つことから「腹薬」とも呼ばれています。きっと多くの方がしじみを味噌汁として使うかと思いますが、それ以外にもしじみのアレンジレシピがありますので、2つ紹介させていただきます。
1 ボンゴレ風しじみパスタ
<材料>
・パスタ 100g
・しじみ 10g
・ネギ 20g
・にんにく 1かけ
・バター(無塩)10g
・塩 ひとつまみ
<作り方>
①たっぷりのお湯にパスタを規定の時間茹でる
②フライパンにバターとニンニクを熱し香りがたってきたらしじみを炒める
③パスタの茹で汁を切り、そのまま フライパンに入れて他の具材と混ぜる
④お皿に盛り付け、仕上げにネギを載せて完成
2 炊飯器で簡単!しじみの炊き込みご飯
<材料>(2人前)
・お米 1合
・しじみ 75g
・水 200ml
・三つ葉 適量
○調味料○
・みりん 10ml
・酒 5ml
・醤油 5ml
<作り方>
①しじみは予め砂抜きしておく
②砂抜きして洗ったしじみを鍋に入れ、弱火で煮立てる
③ 貝が開いたら火を止め、殻から身をとっておく
④炊飯釜に米を入れ、〇調味料〇と一緒に通常の水加減まで水を入れる
⑤炊きあがったご飯にしじみの身を混ぜ合わせ、10分ほど蒸らしたら完成
⑥好みで三つ葉を載せてOK
今年の土用の丑の日はぜひウナギ以外の食材も食べましょう!
今回は、土用の丑の日に相応しいウナギ以外の食べ物をご紹介させていただきました。土用の丑の日はウナギだけではなく、他にも食材があることが分かりましたね。やはりウナギは高価な食材であり、安易に購入できません。またウナギを苦手とする方もいらっしゃると思います。そこでぜひ、今回紹介した食材を使い、いつもとは違った土用の丑の日を過ごしてみてはいかがでしょうか?今回の記事が、あなたの今年の土用の丑の日の献立の参考になれば幸いです。
オガライフライター なぽまる さん のプロフィール