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「野菜の日」ってなんだろう?
野菜は栄養が豊富であり、食べ方次第でより美味しくいただけます。野菜について、もっと知ってもらいたい!もっと食べてもらいたい!という思いから、1983年に8月31日が「野菜の日」と制定されました。きっとあなたも苦手な野菜や嫌いな野菜があり、積極的に野菜を食べていないかもしれません。しかし食べ方や調理法を工夫すれば、もしかしたら苦手だった野菜が克服でき、野菜本来の美味しさに気づいていただけるかもしれません。そこで今回は、現在の野菜の摂取状況について触れ、野菜不足の解決策をご紹介させていただきます。
日本人は野菜不足?現在の野菜摂取状況は?
あなたは1日にどれくらいの野菜を食べているでしょうか?厚生労働省が発表している1日の野菜摂取目標量は350g。しかし近年の日本人の野菜摂取量は減少傾向にあり、1日の平均摂取量はなんと200gと目標量よりも150g少ない状況です。さらに年代・性別で見ると、10〜20代の若者、特に女性の野菜不足が目立っていると言われています。
なぜ若者を中心に、野菜不足が起きているのでしょうか?それには以下3つの理由があげられます。
①野菜摂取目標量を理解していないから
②調理が面倒と思っているから
③ファストフードや外食を利用する機会が多いから
最近ではファストフードやインスタント食品を利用する方が増えてきています。調理をする手間が無く、手軽に食べられることはメリットなのですが、その反面、ファストフードやインスタント食品には野菜を使った料理が少ないと感じませんか?仕事が忙しい時は特に、食事を簡単に済ませてしまう方がとても多いです。ファストフードやインスタント食品に頼った食生活をずっと送っていると、野菜摂取目標量には達することは難しいでしょう。
野菜不足はどうしたらいい?対策は5つ!
1日350gの野菜を食べることは、決して簡単なことではありません。350gとは、生野菜で両手3杯分が目安です。実際に目安を目にして、ちょっと多いなぁって思ったかもしれません。でも野菜の摂り方を工夫することで、その気持ちは解消されると思います。
では、あなたが野菜不足にならないための対策を5つご紹介させていただきます。
1 カット野菜を上手く活用し調理の手間を省く
最近ではコンビニやスーパーにて、カット野菜を見かけますよね。生野菜の場合、洗ったり切ったりしなければならないので調理の手間が増えてしまいますが、カット野菜を上手く活用することで調理の手間を省くことができます。保存期間に注意は必要ですが、野菜不足の対策としてカット野菜もおすすめです。
2 外食でもコンビニ飯でも「サラダは必ず」を意識する
外食やコンビニ飯を利用する方も多いでしょう。決して利用していけないわけではありませんが、もしあなたも外食やコンビニ飯を利用するときは、一緒にサラダも買ってみましょう。コンビニには種類豊富にサラダが揃っていたり、外食先でもサラダセットがあったりします。あなたが意識することで、必ず野菜不足は解消できるはずです。
3 汁物を具沢山にする
野菜をたくさん食べなきゃいけないと分かっていても、毎日サラダを食べ続けるのは難しいし飽きちゃいますよね。そんな時には、野菜たっぷりの汁物を作りましょう。野菜を煮込むことで野菜のかさが減り、サラダで食べている量よりも比較的食べられるようになります。また発酵食品である味噌も同時に摂取できますし、水に溶けやすい性質を持つビタミンCを汁ごといただくこともでき、尚且つ手軽に作れるのでおすすめです。
4 場合によってはサプリメントを活用する
サプリメントとは栄養補助食品の1つであり、その名の通り、不足した栄養素を補ってくれます。野菜不足が原因で身体の様々なところで不調を感じると思います。あなたの身体に起きている不調がどういうものなのかに合わせて、サプリメントを選ぶと良いでしょう。しかしサプリメントはあくまで補助食品です。基本的には食材から摂るバランスの良い食生活を心がけてくださいね。
5 野菜ジュースやスムージーを朝食に取り入れる
野菜ジュースやスムージーを取り入れることもおすすめです。時間が無いときや食欲が無いとき、これらを飲むことで野菜不足を解消できる可能性は高くなります。野菜に含まれているビタミンCは、水に溶けやすく尚且つ熱に弱いです。ジュースやスムージーとして取り入れることで、壊れたビタミンCをそのまま摂取することができます。とはいえ、ジュースやスムージーのなかには、塩分や砂糖を使用している物もありますので、選ぶ時には注意が必要です。
いつもの食生活に一工夫し、しっかり野菜を食べましょう!
今回は、近年の野菜摂取状況を説明し、野菜不足の対策をご紹介させていただきました。野菜不足が続くと便秘や肌荒れなど様々な不調をきたします。野菜が苦手な方もいらっしゃると思いますが、今回のような食べ方や調理法を試していただき、もっともっと野菜を食べてほしいです。
オガライフライター なぽまる さん のプロフィール