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オーガニック・ナチュラルフード好きなら知っている、スーパーフード 「キヌア」!
ナチュラルフード店で見かけた事ありませんか?ベージュの粒々のアレです。
最近は国産のキヌアもありますが、元々は南米コロンビア・ペルーなどのアンデス山脈周辺が原産地。日本でもおなじみのトンブリと同じアカザ科の穀物です。味は、クセがなく茹でてサラダのトッピングにしたり、ご飯と一緒に炊いたり、スープに入れたり。色んな料理に使えるので便利です。
必須アミノ酸が豊富でこれぞ健康志向な方にピッタリな穀物。
玄米と比べても、食物繊維・タンパク質・カルシウム・マグネシウム・カリウム・鉄・亜鉛なども豊富でグルテンフリーです。同じキヌアでもボリビアのウユニ塩湖周辺で栽培されているキヌアには、ミネラルが豊富と言われています。
スーパーフード、キヌアの歴史とは
キヌアは紀元前5,000年頃(日本では縄文時代前期)から食用とされていました。
標高2,500メートルの高地で、肥料もない厳しい場所で育つため生命力が強いのも特徴です。そして、その優れた栄養が認められ1993年には宇宙食としても採用されたほど。少量で栄養が摂取できるキヌアは、食事や生活が乱れがちな現代人にはぴったりな穀物とも言えますね。
スーパーフード、キヌアはダイエットにも効果あり?!
健康な人は、血糖値が下がると空腹になって上がると満腹と感じます。
でも、常に血糖値が高い状態が続くと正常な信号が乱れてしまい脳がパニックに…。その結果、過食になってしまったり肥満になりやすくなります。最近は、ダイエットの取り組みとして血糖値が上がりにくい「低GI値食品」が注目されるようになりました。
糖尿病など専門的な管理が必要な場合は、低GI値&低GL値も管理することが有効という報告もありますが、ここでは割愛しますね。(GL値:食品の糖質量にGIを掛け算した数値のこと)
低GI値食品を中心に食べても痩せないという研究結果を出している機関もありますので、頼り過ぎず低GI値食品を補助的に活用していく位にしたほうが良さそうです。
GI値が高い食品の1つとして代表的なものは「パン」ですが、たまには食べたいですよね。
低糖質&低GI値パンも売っていますので、我慢せず利用してもいいのではないでしょうか。お店では「ブランパン」と表示されています。原料はふすま粉(小麦の表皮)を使っています。でも、油断して低GI値食品だからと言って食べ過ぎは禁物ですよ。
では、キヌアは効果的なのか?
どれくらい低GI値食品かというと、ブドウ糖が100だとすると食パンは91、キヌアは35です。これは、驚きの数値!これは、キヌアの食物繊維が糖分の吸収を穏やかにしてくれるからなんですね。
スーパーフード、キヌアにはいろいろな種類があります
メジャーなのもので手に入りやすい物は「白キヌア」、他に黒キヌアと赤キヌアもあるんですよ。
【赤キヌア】
ポリフェノールが豊富です、高い抗酸化作用で血液サラサラ、美肌にも効果があると言われています。
【黒キヌア】
赤キヌアよりも更に豊富なポリフェノールを含み、栄養価が高いです。
【脂質】
脂質というと、油??と思ってびっくりするかもしれませんが、脂質のほとんどが不飽和脂肪酸(オレイン酸・リノレン酸・DHA)で動脈硬化の予防やコレステロールを抑えると言われているんです。健康な油ですのでご安心を…。
せっかくのスーパーフードですから、地球にも体にも優しいオーガニックのキヌアをオススメします。
調理法も簡単ですし、忙しい方にも手軽に摂取できますのでキヌアから始めてみませんか。
私は、ご飯を炊く時にキヌアをよく洗ってから一緒に混ぜて炊いていますよー。
では!また次回^^