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スーパーフード 「アマランサス」 についてご説明します!
歴史はとっても古く、原産国は南米ペルーで紀元前5,000年前から栽培されていました。
キヌアと比べると少し小さい粒で、農耕に適さない地域でも育つのが特徴です。世界保健機構(WHO)では「未来の食物」として注目されており、必須アミノが豊富に含まれています。
食感(プチプチしている)・産地・グルテンフリーという所も、キヌアと共通するところですね。
輸入品が多いのですが、日本では東北地方で栽培されているので国産にこだわっている方には朗報!
インターネットでは、国産無農薬アマランサスを購入することもできますので、オーガニック食品に興味のある方には嬉しいですね。
また、アレルギー反応が少ないという事もあり、オーガニックストアなどでも取り扱われています。
キヌアとアマランサスは、どう違うの?!
キヌアとアマランサス、それぞれ100グラム中の栄養価で見てみましょう!
(他の成分も豊富ですが割愛いたします)
【アマランサス】
358カロリー
食物繊維:7.4グラム
カルシウム:160ミリグラム
鉄 分:9.4ミリグラム
マグネシウム:270ミリグラム
カリウム:600ミリグラム
亜 鉛:5.8ミリグラム
【キヌア】
368カロリー
食物繊維:7グラム
カルシウム:47ミリグラム
鉄 分:4.6ミリグラム
マグネシウム:197ミリグラム
カリウム:563ミリグラム
亜 鉛:3.1ミリグラム
キヌアと比べてアマランサスには、食物繊維、ビタミンB6、鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、の成分が高く含まれています。
成分の中にある「マグネシウム」って必要なの?
理科の実験でもおなじみのマグネシウム (笑)
実は、カルシウムと重要な関係性を持った成分で、健康維持には必須な成分。骨を丈夫にするために必要な成分で、カルシウムが骨や歯に行き届く様に調整してくれています。筋肉の働きにも調整役として関わっていますので、不足しないように食事などから補うことが大事ですよ~。バランスが大事なんです。カルシウム2に対してマグネシウムは1というのが理想的です。
なんかイライラしちゃうって時ないですか?
もしかしたら、それはマグネシウムが不足しているかもしれませんよ。
例えば生理中とか…(生理前後のイライラも)。疲れがとれない時もね。そんな時は食品などから意識して摂取しましょう。
睡眠不足やストレスが多い時、運動不足な時には、マグネシウムが消費されやすくなっていますので、食事を意識して作る(食べる)ことが大事ですね♪
サプリメントではない方法で健康維持を考え中の方や、・グルテンフリーの食事をしている人、アンチエイジングを考えている方が、アマランサスをうまく摂取しているようですよ^^
アマランサスは、どんな方法で食べればよいのか?
アマランサスはそのままでは消化が悪いので必ず加熱してたべましょう!
※網目の細かいざるに入れてよく洗います。(2~3回すすげばOK)
<お米と一緒に炊いてしまおう>
お米炊くときに混ぜて炊けばクセもないので抜群のおいしさ!
1合に対して、洗ったアマランサスを大さじ1程度加えてそのまま炊飯しましょう。水加減はいつもと一緒で構いません。
<ふりかけにしてしまおう>
アマランサスはそのままで食べるのは消化が悪いので、フライパンで焦がさない様に炒ります。はじけて白っぽくなれば出来上がり。サラダのトッピングやふりかけやおひたしと一緒に合えてもGood、色々な料理に応用可能ですね。
写真、左から、チアシード、アマランサス、キヌア。
キヌア、チアシード、アマランサスと、スーパーフード特集第三弾でした。
無理なく上手に取り入れてオーガニック生活を楽しみましょうね!
では、また次回^^