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冬に乾燥するのはなぜ?
皆さん、Aloha!オガライフライターのMasaeです。
この冬は例年より気温が高めとの予報ですが、12月に入ってからは乾燥が気になる!という方も多いようですね。
どうして冬になると乾燥するのでしょう?その理由はいくつかありますが、主な原因のひとつは『気温の低下』です。
空気は温度が下がると、その中に含んでおくことができる水分量が少なくなります。そのため湿度が低くなり、乾燥します。
もうひとつは、日本の冬の気候にあります。
冬、西高東低と言われる気圧配置になると、シベリアからの冷たい季節風が日本海を渡って吹いてきます。
それが日本を縦断する山脈に当たって、日本海側に雪を降らせ、水分の抜けた乾燥した空気が山を越えて太平洋側に吹き下ろします。
そのために、特に太平洋側で乾燥するのですね。
このように空気が乾燥すると、お肌の乾燥も気になります。
そんな乾燥する冬に、私がお勧めする乾燥対策は、『オイル』です。
乾燥対策にオイルをお勧めする理由①
私が乾燥対策にオイルをお勧めする理由のひとつめは、使い勝手が良いことです。
お仕事をしていたり、子育ての真っ最中だったり、現代の女性はとにかく忙しい方が多いと思います。
私も、毎日のスキンケアはできれば時間をかけずに、だけど効果は最大にしたいと願うひとりです。
入浴や洗顔の後、まだお肌が水分をたくさん含んでいるときに、とにかくオイルをさっと塗ってふたをする。
これだけでも乾燥対策になります。
顔の場合は、タオルで水分を拭き取ってから塗ります。
手のひらにオイル3~4滴落とし、両手をこすり合わせて温めてから、その手で顔を覆うようにしてハンドプッシュしています。
また、手足などのボディの広い範囲は、タオルドライ前の濡れたままの状態で、手のひらに取ったオイルを摺りこみます。
そうすると広い範囲にまんべんなく塗ることができ、ベタつきも気になりません。
乾燥対策にオイルをお勧めする理由②
良質なオイルが入手しやすくなったことも、お勧めする理由のひとつです。
オーガニック、低温圧搾そして未精製のオイルが比較的安価に購入できるようになりました。
肌に余計な負担をかけたくない方や、化学物質に過敏な方は、シンプルな素材のものを選びたいですよね。
オイルはシンプルで、酸化防止剤としてビタミンEが添加されているものもありますが、それすら入っていないものもあります。
そのこともお勧めの理由です。
オイルはテクスチャーの好みで選んでOK
お肌に塗布できるオイルは、ここ10年ほどでとても種類が豊富になってきました。
以前は肌用といえばスクワランオイル、またはオリーブオイルというイメージでしたが、今はアルガンオイルやマルラオイル、ローズヒップオイルなどもよく目にするようになりました。
これらのオイルはキャリアオイルと言って、そのまま肌に塗布するか、精油を肌につけるために希釈する用途で使います。
キャリアオイルは分子量がそれほど小さくないため、肌からすべての成分が吸収されるわけではありませんが、コラーゲンなどに比べれば肌へ浸透しやすく、皮脂に馴染みやすいという特徴があります。
私がよく使うオイルです。
アルガンオイル
皮脂の成分と似ており、肌との親和性が高く、使いやすいオイルです。
マルラオイル
抗酸化作用が非常に高く、最近注目されているオイルです。
ローズヒップオイル
お肌のターンオーバーを整え、再生効果が期待できます。
また、美白効果もあるとされ、女性に根強い人気です。
酸化しやすいため、開封後は早めに使い切ることが大事です。
また、ココナッツオイルは肌には頻繁に使いませんが、ヘアケアや傷口の保護に使っています。
ココナッツオイルは紫外線防止効果もあり、ハワイアンたちは日焼け止めとして使っています。
これ以外にもよく使われるものに、ホホバオイルなどがあります。
テクスチャーや香りなど、自分の好みのものを見つけてくださいね。
ひどい乾燥には、オイルの重ね付けがお勧め
私は乾燥がとても気になる時、オイルを重ね付けしています。
上記の方法で顔にハンドプレスした後化粧水を使いますが、化粧水後さらにオイル→美容液→オイルまたはクリームと、オイルを数回使用します。
これから年明け、そして春先は乾燥がとても気になる季節です。
オイルを上手に取り入れて、保湿してくださいね。