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ヨガ初心者必見!ヨガマット選びで大切なポイントをご紹介!

投稿日:2021年9月17日 更新日:

ヨガ初心者がヨガマットを選ぶには?

最近では、ヨガはもちろん、トレーニングなどさまざまな用途によって「ヨガマット」を持っているというかたも多いはず。これからヨガを始めようというかたや、継続している生徒さんによく聞かれるのがこの4つ。

「どこに売っていますか?」
「どんなものを買えばいいですか?」
「サイズなどはありますか?」
「先生のおすすめは?」

そこで今回は、これからヨガを始めるかた、新しいマットを新調しようか迷っているかた必見!ヨガマットを毎日使うヨガ講師が、ヨガマットの選び方を紹介します。

 

ヨガマット2つの違いと種類

ヨガマットにもいろんな種類があり、色や柄だけでなく、用途によってさまざまなポイントがあります。ヨガマット選びでまずポイントになるのが「素材」と「厚さ」です。マットの種類やマット選びのポイントを確認しましょう。

ポイント①素材

素材の違いによって、クッション性や耐久性、グリップ力、重さなどさまざまな違いがあります。ヨガマットに使われる素材は、PVC(ポリ塩化ビニール)、TPE(熱可塑性エラストマー)、EVA(エチレン酢酸ビニールコポリマー)、天然ゴムや合成ゴム、コルク、畳などです。特にPVC(ポリ塩化ビニール)素材のヨガマットが多く、色やデザインにも富んでいて安価で購入することができるでしょう。耐久性やグリップ力が高い天然ゴムはヨガ上級者に人気が高く、畳などは独特な香りによって近年海外のヨギ(ヨガをする人のこと)にも注目されています。

ポイント②厚さ

生徒さんから「サイズ」について聞かれることがありますが、一般的に販売されているヨガマットのサイズは長さ180cm程度、幅60cmほどで、長身のかた向けなどの違いや多少の差はあれど、どのブランドでもほとんど変わりません(※極端に安価な商品はサイズを確認しましょう)。しかし、ヨガマットの大きな違いとして厚さがあります。用途に合わせて、自分に合った厚さのものをチョイスしましょう。

◆1mm~
軽量で簡単に折りたためるため持ち運びに便利。公共機関での移動や旅行におすすめ。薄いことでクッション性が低く、グリップ力が弱くなる点に注意が必要。

◆4mm~
一般的な厚さのマット。トラベル用のヨガマットよりクッション性があるのに軽量で、ヨガスタジオや教室に通う際に便利なヨガマットです。使う人によっては、座るとお尻が、寝転がると背中が痛いなどと感じることも。

◆6mm~
初めてヨガをする方におすすめの厚さ。クッション性と安定性があり、よくみかけるマットの厚さです。同じ厚さでも素材によっては重たく感じることもあるので、用途によって重さも確認し購入するのがおすすめです。

◆10mm~
寝転がるポーズの多いヨガクラスやピラティス、トレーニングなどにおすすめ。クッション性が強くフカフカとした感覚があります。床の硬さや冷えを感じにくいマットです。他のマットに比べ、クッション性の高さから立った時の不安定さが増し、バランスポーズなどが取りにくいと感じることがあります。用途によって使い分けが必要です。

ポイント③見た目の違い「色・ブランド・デザイン」

単純な違いといえば「色・ブランド・デザイン」の3つでしょう。ヨガにもさまざまなブランドがあり、それぞれで個性的なヨガマットを販売しています。無地のものや絵柄が入っているものなど豊富で、好みの色やデザインをチョイスすることができます。柄が入っているヨガマットは、センターラインが確認しやすいメリットも。ガイドラインが入っているマットなどもあるので、自分がどんなふうにヨガを続けていきたいかによって選択するのもおすすめです。

 

ヨガ初心者におすすめするヨガマットの選び方

これからヨガを始めるというかたには、近場でも売っている安価で購入できるヨガマットをおすすめしています。わざわざ遠くまで買いに行ったりネットで注文などせず、近場のスポーツショップやホームセンターなどで売っている1,000円前後のものを購入するのがおすすめです。それぞれの生活スタイルや好みによってヨガが継続できるかは、始めてみないとわかりません。もし、クローゼットに立てかけたままになってしまっても、自分を責めない価格のものをチョイスしましょう。ヨガだけでなく、自宅で腹筋運動などを行う際に使うこともできるので、無駄にはならないはずです!

逆に、最初からお気に入りにマットを奮発して「買ったんだから続ける!」というモチベーションにするのもいいかもしれません。また、厚さは用途によりますが、スタジオや教室に通うならあまり重くない6mmのヨガマットがおすすめです。身体の使い方が慣れてくる前は、お尻や膝、肩や背中が痛いと感じてしまうことも。ある程度クッション性があり、バランスポーズも取りやすいものをチョイスするのがポイントです。ちなみに、私がヨガをスポーツクラブで始めたときは、施設のヨガマットを利用していました。初めて自分で購入したヨガマットは、スポーツショップの1,500円くらいのもの。6mmで好きな色を選んだのを覚えています。

 

1年以上ヨガを続けているなら…ヨガマットは好きなものを買って!

1年以上ヨガを続けているのなら、ぜひ好きなマットを買ってみてはいかがでしょう。ヨガにはさまざまなブランドがあり、カラーやデザインなどが豊富です。1年以上続けていたら、きっと好きなヨガのタイプもわかってくるはず。ヨガの流派や参加しているクラスの強度などによって、ベストなマットの厚さや種類を選びましょう。ヨガマットの値段もとてもリーズナブルなものから、数千円、一万円以上するものと幅が広いため、今後の継続なども見込んで検討してみましょう。

ヨガマットは、ある意味消耗品とも言えます。長く使っていると、汚れや劣化など買い替えが必要になることもあるでしょう。また、スタジオや教室で使用するマットと自宅で使用するマット、屋外用など用途によって使い分けもできます。私も、自宅用、教室用、アシュタンガヨガ用と用途を分け、歴代マットは古くなると青空ヨガなどを行うときの屋外用にダウンさせ使用しています。

「青空ヨガ」の記事はコチラ

 

お気に入りのヨガマットを見つけることも楽しんで!

ヨガマットには、さまざまな種類があります。色やデザインはもちろん、素材や厚さ、それによって重さや価格なども違います。ヨガにも種類があり、それぞれのライフスタイルもさまざまなため、自分にとってベストなヨガマットを選ぶことが一番重要です。自分が重要視しているポイントに合わせてヨガマットを選びましょう。これから絶対に続けていくぞ!というモチベーションのためや、これまで継続してきたご褒美でも、ぜひ自分のお気に入りを見つけてください。今はいろいろな方法でヨガマットを購入することができます。自分のお気に入りを探すその時間も、ぜひ楽しんでくださいね。

オガライフライター 横山ひろみ さん のプロフィール


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横山 ひろみさん

北海道旭川市でヨガ講師として活動中。 スポーツクラブ、ヨガスタジオでのインストラクター経験を活かし、生徒さんの目的に合ったクラスとガイド、フォローを得意としています。 忙しい毎日の中で、すべてを手放し心と身体が開放される、そんな時間を体感しヨガに魅了されました。忘れがちになる「自分を癒す」ということ。心と身体の安定が、自分と周りを幸せに導いていく。 そんな気付きを、ヨガをとおして皆さんにお伝えしていきたいと思っています。

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