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冬到来!季節の養生でカラダにうるおいを!
日も短くなり、朝晩と外に居ると冬の匂いがしますね。引き締まるように冷たくカラッとした空気にカラダもシャキッとしてしまいます。冬のお悩みとして「寒さ」と「乾燥」が気になる方が多いのではないでしょうか。お肌や髪の毛の乾燥に目がいきがちですが、カラダの内側も乾燥をしてしまいます。お肌に保湿が必要なように、カラダの内側にもしっかり潤いを取り入れてあげましょう。東洋医学的に冬は腎臓と関係が深い季節。腎臓は水との関係が深く、カラダの中では生命エネルギーの水瓶のような役割をしています。腎臓が疲れてしまうと水瓶が乾いてしまい、カラダの老化が進んでしまう原因に!アンチエイジングにも必須な腎臓を潤いで満たしてあげたいのがこの冬の季節。そこで今回は、冬におすすめの食材と簡単レシピをご紹介します。
冬に食べたいアンチエイジングにおすすめの食材とは?
冬の臓器である腎臓や冬の不調、アンチエイジングにつながるおすすめの食材をいくつかご紹介します。
根菜類
地面にしっかり根を張り巡らせてエネルギーが詰まっている根菜類はカラダを温めてくれる作用があると言われています。
乾物
乾物は太陽を浴びて陽のエネルギーがたくさん!カリウムも豊富なので溜め込みすぎた水分を出してくれる食材でもあります。
水分が多い野菜や果物
大根や白菜、葡萄や梨、りんごやみかんなど水々しい食材は潤いを与えてくれます。
※水分が多い食材はカラダを冷やす作用もあるので食べすぎには注意が必要です。
黒色の食材
あずき、玄米、海苔、昆布
東洋医学的に冬は黒色とされていて同じ色の食材を食べる事で養生に繋がるとされています。
簡単レシピ!切り干し大根のホットサラダ
今回ご紹介するのは切り干し大根を使ったホットサラダです。お子様でも食べやすいようにカレー粉を使用しました。冷たいサラダはカラダを冷やしてしまうため、温めても美味しいサラダをポイントにしています。
材料
・切り干し大根 15g(戻す前の状態)
・じゃがいも 2個(小さめの場合)
・にんじん ½本
・シーチキン 1缶(水煮タイプ、汁ごと使用)
・めんつゆ 2弱
・カレー粉 小さじ1
・米油 適量
①切り干し大根は戻しておき、じゃがいもとにんじんは千切りにしていきます。
②戻して水を切った切り干し大根とシーチキンを、汁ごと油を引いたフライパンで炒めます。
食材が馴染んできたらめんつゆを入れ一度味をつけていきます。
③時短ポイント!
じゃがいも、にんじんに油をまわしかけ混ぜ合わせます。そして魚焼きグリルで加熱していきます。(上下強火で8分程)
*片面焼きの場合はもう少し長めに時間を調整してみてください。
④出来上がった切り干し大根とグリルの野菜を混ぜ合わせ、カレー粉を入れ味を調整して出来上がり!!
*分量で記載している量は目安なのでお好みで調整してください。
今回は息子にも食べてもらいたかったので、子供用のカレー粉を使っています。プラス粉チーズを足して塩味をプラスしてみても◎大人だけであれば普通のカレー粉にかえて、ブラックペッパーなどをプラスしていただいても美味しいのでおすすめです。
老化の進行は冬の過ごし方しだいで大きく変わる!!
自然界で葉が枯れ落ちて土にエネルギーを溜め込むように、人間のカラダもここから内側にエネルギーを溜め込む季節に入ります。秋でカラダのバリアや免疫を上げ、冬には良いエネルギーを貯めて寒さをしのぐというのが自然な巡りとなります。カラダの中の水瓶となる腎臓はそんな良いエネルギーを貯めておく場所なのです。
老化というものは誰にでも起こりうる現象であり、止められない事ですが、遅らせたり、和らげる事はできます。老化に関連する臓器を元気にしてあげる事、また良いエネルギーを巡らせてあげる事で老化防止に繋がるのです。みなさんも冬におすすめの食材を食べていつまでも若々しく、元気なカラダを目指しましょう!
オガライフライター Sakiko Ishii さん のプロフィール