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朝活でデトックス効果も上がる!?デトックスのポイントは肝臓ケア!
4月はデトックスの季節と今までもお伝えしてきましたが、気持ちよくデトックスする為にはカラダの巡りが大切です。東洋医学で春は肝臓の季節。肝臓が頑張りすぎて疲れてしまう前に自然なデトックスができるカラダにしていきたいですよね。春は朝にストレッチしたり、軽く運動したりするのにおすすめ!今回は忙しい朝でもできる簡単な朝ヨガをママインストラクターがご紹介します!
デトックス=ダイエット?きちんと知っておきたいデトックスの意味!
まずは「デトックス」について少し解説しておきたいと思います。デトックスと聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?本来のデトックスの意味は「解毒作用」。カラダの中の有害物質を無毒化して外に排出すると言うのがデトックスです。デトックスと聞くとダイエットのイメージが強い方が多いかもしれません。結論からいうと、デトックスができるようになった事でダイエットできた!と言うのが正しいのではないかと私は思っています。「デトックス=ダイエット」ではなく、「デトックス→ダイエット」のように考え方が変わりました。
私達は毎日デトックスをしています。汗、尿、便、呼吸。これが自然のデトックス作用です。この4つの機能で日々デトックスをしているのですが、巡りが滞ってしまうと日頃の排出が上手く出来なくなってしまい、最終手段の肝臓がフル活動!結果、肝臓が疲れてしまい春の不調の原因に繋がってしまいます。頭痛や花粉症の鼻水も一つの排毒作用ですが、痛みや不調のあるデトックスは辛いものです。毎日気持ちよく自然なデトックスできるカラダに近づくために、今回お伝えするヨガを取り入れてみてください!
カラダのびのび!1日を元気に過ごせるデトックス朝ヨガ!
【ねこ伸びのポーズ】
①四つん這いの姿勢になりつま先は立てます。手は肩の下、膝は股関節の下にセットし足幅は拳1つ分くらいのスペースをあけましょう。
②両手を前に伸ばしていき、お尻を突きあげながら胸を床につけていきます。
③気持ちよく伸びたところで深い呼吸をしながら3呼吸程キープします。
■バリエーション
①〜③でまだ余裕がある方は③の状態のままカラダを左右に動かしてみましょう!
捻りをくわえても気持ち良いポーズです。
※痛みや、呼吸が苦しいなどあればポーズを緩めてください。
※首や腰の痛みがある方はこのポーズは控えてください。
【たつのおとしごのポーズ】
①あおむけになり両膝を立てます。
②片足を膝にかけ足を組みます。
③手のひらを下にして両腕を真横に伸ばします
④組んでいる足の方に膝を倒します。呼吸を止めないように3呼吸ほど繰り返しキープします。
※足が組みずい、組めない場合は膝に踵を引っかけたり、足はくまずに膝だけ倒すバリエーションでも◎
【犬のポーズ】
①四つ這いの姿勢になり、肩関節の下に手、股関節の下に膝がおへそも少し引き上げるようなイメージにすると腰が反らないので意識してみましょう。
②つま先を立て、背筋は伸ばしたままお尻を後ろに引きながらゆっくりと持ち上げていきます。膝は伸ばせる範囲で伸ばしていきましょう。
③頭は腕のあいだに、目線は足の間に向けます。つらいようであれば手と手のあいだに目線を向けます。
④ポーズが安定したらそのままゆっくり3呼吸ほど繰り返し、キープします。
⑤ゆっくり膝を下ろして頭が最後になるようにカラダを戻して行きましょう。
※肩の力を緩め、背中を伸ばす事がポイントです。膝が曲がってしまったり、踵が浮いてしまっても大丈夫です。
■バリエーション
余裕があれば足踏みをしたり、踵を上下してゆっくり踵を床につけるようにしていくと足裏がさらに伸びます。
朝活と朝ヨガで自律神経を整えよう!
今回は朝にやってみて欲しいヨガポーズをご紹介しました。布団やベッドの上でもできるポーズもありますので、起きてパジャマのままやってみてください。寝起きはカラダが固いので一度伸びをしたり、ゆらしてほぐしてからがおすすめです。だんだんと夏に向かい太陽が昇るのも早くなってきました。太陽の光は私達の自律神経のスイッチをいれ、またカラダを動かす事で代謝も上がり1日を気持ちよくスタートする事ができます。自律神経が乱れやすい春。そんな季節だからこそ、のびのび過ごすのがおすすめなのも春。春は窮屈で縛られるのが嫌いな季節。私達の感情もそんな季節の移り変わりに影響されていたりします。自然のエネルギーも借りて、のびのびと気持ちよく朝活してみてください。
オガライフライター Sakiko Ishii さん のプロフィール