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ロー(Raw/生)チョコレートとは?
もうすぐバレンタインデーですね。
一年で一番チョコレートを食べる機会があるこの季節だから
ローチョコレートの魅力に迫りたいと思います。
ローチョコレートとは、47度以下で加工・調理した生のチョコレートのことです。
高温で加熱処理されないため、生きた食物酵素や多くの栄養素を取り入れることができます。
さらに、熱に弱い成分だけど、この時期ならではの強い味方の成分もカカオには含まれているので、
低温で作ることがとても大事なのです。
多くのスーパーフードの中でも、最も身近で誰もが大好きで取り入れやすいのがカカオ。
私自身、ローチョコレートに魅了され美容と健康のために季節問わず年中作っています。
そのローチョコレートを私は「ジュエリーチョコレート」と呼んでいます。
それを食べたら宝石のように美しく輝け、ハッピーになれるから。
チョコレートは貨幣として使われていた?
カカオはマヤ文明の頃から「神々の食べ物」として呼ばれ、アステカ遺跡の壁画などにも描かれています。
アステカの人々は、カカオをお金の代わりに貨幣としても使用されていました。
アステカの王モンテスマ2世は1日50杯のチョコレートドリンクを飲んでいたと言います。
美味しいというより、当時は薬や精力剤だったようです。
そしてチョコレートドリンクはスペインに渡り、そのドリンクををこよなく愛したスペインの
女王アンヌ・ドートリッシュがフランス王と結婚し、ヨーロッパ各地へ伝わったそうです。
ローチョコレートのスーパー栄養素!
カカオがスーパーフードとして愛される理由は、カカオに含まれる抗酸化作用のあるポリフェノールをはじめ、
マグネシウムや鉄分、亜鉛、銅、カリウムなどのミネラルがとても豊富に含まれるからなのです。
焙煎したカカオではせっかくの栄養素の多くが減少してしまうため、最近では美容と健康に関心の高い人たちの間で
ローチョコレートがブームになっています。
ローチョコレートの抗酸化作用で比べると、通常のダークチョコレートの約4倍。ブルーベリーの約20倍。バナナの約120倍だそうです。
ローチョコレートは焙煎されたチョコレートに比べて満足感があり、不思議と空腹を感じないのも、
十分な栄養素が体内に入るからなのかもしれませんね。
ローチョコレートを食べると人は恋をする?
『恋するショコラ』という映画もありましたよね?
そして、チョコレートを食べるとなんだかトキめいた気持ちになれたり、幸せな気持ちになれたり。
それはカカオの成分「フェニルエチルアミン(PEA)」は人が恋に落ちた時に体内で生成される化学物質なのです。
別名「ラブケミカル」とも呼ばれています。
他にも「アナンダミド」という物質があり、こちらも別名「ブリス(至上の幸福)ケミカル」と呼ばれ、
幸福感をもたらす神経伝達物質が含まれています。
これらの成分は熱に弱いため、ローチョコレートにすることによって成分がより活かされます。
バレンタインデーに渡すチョコの成分としては魅力満載のローチョコレート!
皆さんのとても心強い味方になるかもしれませんね♪